ブログをご覧頂き有難うございます。
カンボンラインお財布のメンテナンを
ご紹介させて頂きます。
全体的な色褪せと擦れによるテカリ、
CCマーク部分は、表面層が無くなり
下地のレザーが見える状態でしたが
見栄えよく仕上がりました。
【before】
【after】
レザー本来の艶感で調整をさせて頂きました。
艶感はお好みに合わせ調整が可能です。
メンテナンスについて、
出来るだけ判り易くまとめた記事です。
▶革修復どっとコムのメンテナンス方法と取り組み
レザーの構成要素の解説、工程を詳しくまとめた記事です。
なぜ、新調感を出すことが出来るのか?
詳しく知りたい方は、こちらをご覧頂けたらと思います。
▶色あせ、変色を修理する前に知っておいて欲しいレザーの染め直しの方法
最後は内部のご紹介です。
内部は、メタリックカラーです。
シルバーと言うより、実物はパールに近い色合いです。
シルバーとパールを配合して色調致します。
内部も表面同様、メンテナンスが可能です。
【before】
【after】
メタリックのメンテナンスについて、
解説させて頂いた記事です。
▶メタリックレザーの染め直し
今月は、3名の方が技術研修にお越しくださいました。
アクリル顔料を使っている方が、
圧倒的に多いです!
当店も始めた当初は、アクリル顔料を使っていましたが
財布の内側両面に全塗すると張り付いてしまうなど、
後に、問題が発生することが多かったため為、
現在は、使用していません。
当店のオリジナル顔料や加工剤は、
使い方は、難しいですが、使いこなせるようになると
様々なレザーや状態に応じてキレイに染め直すことが
出来るようになります。