2019.04.25

革修復どっとコムのメンテナンス方法と取り組み

今まで革修復どっとコムが取り組んできた

メンテナンス方法をご紹介します!

 

何人かのお客様から、

 

「専門的な説明が分かり難いから、お任せします」

とのお返事を頂いていたので・・・

 

このブログでは、専門用語をあまり使わないように

解説していきます!

 

クリーニングとクレンジングの違い

クリーニングとは、ドライクリーニングやウエット(水洗い)クリーニング

着け置き洗いなど洗う工程を革修復どっとコムでは、クリーニングと位置づけしています。

 

バックやお財布は、洋服と違いクリーニングが出来ないケースが多いです。

そのため、クリーニング品質表示のタグが洋服のように付いていません。

 

バッグや財布は素材や内部の構造に加え

色々な素材が使われているので、丸洗いしたり、

水に漬け込んだりするクリーニング屋さん的な方法は禁物です。

 

ブログをご覧いただいている方の中にも、クリーニング店で

何かしらトラブルが発生して賠償基準に従って、

弁償など受けた方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

革修復どっとコムでは、バッグや財布は洗わないと決め

人のお肌と同じ様に「クレンジング」の観点で、

汚れやシミを抜き取る方法の研究に力を入れてきました。

 

丸洗いや水に着け込んで問題が出ないお品物もありますが、

何かしら問題が出てしまうケースがあるので、リスクの高い工程は

一切、排除してきました。

 

判り易く言いますと、レザーに問題が出ない薬品を駆使して

化学的な要素を活用して、クレンジングを施しています。

 

ですから、洗って変形した!革が硬くなった!色がでた!傷がついた!

などと言った、トラブルは一切ございません。

 

革修復どっとコムをご利用頂くお客様のアイテムは、

高級品やプレゼント品など、想い入れの深いものや

中には、形見になるものを、多くご依頼頂いておりますので

絶対に失敗しない方法で、クレンジングをさせて頂いております。

 

色褪せや擦り傷のメンテナンス

クレンジングにつきましては、「人のお肌」の観点で

メンテナンスさせて頂いております。

浸透したシミや色褪せ、擦り傷は、クレンジングで

キレイにすることが出来ません。

 

クリーニング店に出して、洗ったけど見た目が変わらない・・・

こちらも、経験のある方が多いのではと思います。

 

クリーニングが悪いのではなく、洗ってはいるのですが

洗うだけでは、浸透したシミや色あせは直らないのです。

そのため、見た目が変わらないだけなのです。

 

色褪せや傷、浸透して落とせないシミについては、

美容整形の観点でメンテナンスが必要になります。

 

レザーの構成要素を理解したメンテナンスになりますので、

見栄えよく仕上げることが可能になります。

 

このブログでは、専門用語を出来るだけ使わないようにしているので、

詳しくお知りになりたい方は、是非こちらをご覧ください。

 

配合剤や方法も経験を積み、研究を重ね

バージョンアップを図ってきました。

興味のある方は、こちらをご覧ください!

 

 

要は、バッグや財布のメンテナンスは

洋服と同じクリーニングではないとを

ご理解いただけたらと思います!

 

バッグや財布は、打ち合わせが必要です。

バッグやお財布は構造が複雑で、レザーだけでなく、

合成皮革素材やキャンパス(布地)など、

一つのお品物に沢山の素材が使われています。

 

構造も製品にするために、内部にも様々な芯材が使われてたり、

ステッチの縫い方やコーティング加工など多種多様です。

 

そして、それぞれに状態も全て違います。

 

そのため、クリーニングと言った一括りで、

メンテナンスを

受け賜わることが出来ません。

 

素材・元の染め方・構造・そして状態に応じて、

お打合せが必要になります。

 

ご依頼頂くお客様の、どの程度までお直しされたいか?!

ご要望もございます。

 

一つのアイテムをお受けする前に、打合せ項目が、

多くなるケースもあります。

 

ご依頼頂くお客様にとって、とても面倒な内容に

なってしまう事もございますが、

一括りで「クリーニング」として受けることが出来ません。

 

一つ一つの状態に応じて適切な工程と仕上り感を

ご案内させて頂き、ご要望もお伺いさせて頂いて、

それから、正式に受け賜わる流れになります。

 

 

 

レザーに馴染ませる補色・染め直し

ご依頼頂いたお客様から、まるで新品のようになった!

生まれ変わった!など、とても嬉しいお言葉を

頂くことがございます。

 

決して新品になる訳ではないのですが、

レザーの構成要素に従って

メンテナンスしていることが、

キレイにナチュラルに仕上がる理由になります。

 

レザーが製品化される前の段階の工程で

色付けされますが、

色付けされた層を、バインダー層と言います。

 

なめされたレザー(※1参照)をそのまま、

製品化することが出来ません。

 

バインダー層は、色があるレザーには、

柔らかいラムレザーから全ての

レザーに必ずある層になります。

 

バインダー層はレザーの表面を綺麗に整える役割と

色付けに重要な層です。

 

全体的に色褪せていたり焼けや変色がある場合、

バインダー層に馴染むように、補色や染め直しを施します。

 

バインダー層に馴染ませることで、

レザーの表皮が整って、レザーの質感や風合いを

再現することが出来ます。

 

 

※1なめしたレザーとは

嫌な話になりますが・・・動物から剥いだ状態の革には、

体毛などの付着物があります。

 

なめすとは・・・?!

※なめした後の色付けされる前のレザー画像です。

 

簡単に言うとクリーニングして付着物を

取り除く工程になります。

 

その後、バインダー層を加工して、

着色や染めを施し、艶感を調整して

色止めされて製品化され、

バッグや財布になります。

 

少し長くなってしまいましたが、

専門用語を出来るだけ使わないように

書き上げましたつもりですが・・・!?

 

理解いただけましたでしょうか??

 

 

レザーは奥が深いので、ご不明な点が

ただあるかと思いますので、

ご質問や不明なことがあれば、

遠慮なくお問合せください!

 

 

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