ブログをご覧頂き有難うございます。
カンボンライントートバッグのメンテナンスを
ご紹介させていただきます。
【before】
【after】
クレンジングで表面の汚れを落とし、
レザーの構成要素であるバインダー層に馴染むように
補色と染め直しを施し、色止めの役割もある
艶の調整を施すメンテナンスとなります。
レザーのメンテナンスについて、どのような考え方で
どの様に修復しているかにつきましては、
最後の銀面生成とは?
ブラックへのこだわりをご覧頂けたらと思います。
【before】
【after】
角の擦り傷など同じバッグの中にも
状態が違う部分があるので、状態に併せ
バインダーやカラー剤、染料の配合を変え
馴染を見ながらメンテナンスを施しております。
【before】
【after】
同じ濃度で全体を染めると
状態の良い部分は塗装した感が出てしまいます。
【before】
【after】
内部も出来る範囲で黒ずみを除去したしますが、
洋服のように丸洗いができないので、
しみ抜き剤が中に滞留しないよう、
魔法の水で処置します。
完全にシミが抜けない部分もありますが、
さっぱり感は出せるかと思います。
【before】
【after】
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職人育成への取り組み
シャネルのカンボンラインは、シャネルの中でも非常に知名度の高いラインであり、多くのファンに愛されています。
こちらでは、カンボンラインの特徴や由来、おすすめアイテムについてお話しします。
カンボンラインの特徴:
- キルティングとココマーク: カンボンラインのアイテムは、マトラッセを踏襲したキルティングとココマークを前面に押し出したデザインを特徴としています。
- ノットハンドル: 他のシャネルラインにはないデザインのノットハンドルが採用されています。
- カーフ素材: メイン素材にはカーフが使用されており、ココマーク部分には別素材を組み合わせたデザインもあります。
- カラーパレット: 外側のカラーはブラック、ホワイト、ピンクベージュの組み合わせで、内側のカラーは鮮やかなピンクやオレンジです。
カンボンラインの名前の由来:
- 「カンボン」は、パリのカンボン通りに由来しています。ココ・シャネルが1910年にカンボン通りに帽子店をオープンさせ、後にシャネルの誕生の地となりました。この特別な名前がついたカンボンラインは、一目見ただけで遠くからでもシャネルの製品だとわかる存在感を持っています1。
カンボンラインの入手方法:
- カンボンラインは2000年代中盤から終わり頃にかけて販売されましたが、現在は廃盤となっています。中古市場でも人気が高く、アイテムによっては定価以上の価格がつくこともあります。もしお手持ちのカンボンラインを売却検討されている場合は、査定をお試しいただくことをおすすめします。