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エルメス染め直し 

ブログを見て頂きまして有難うございます。

ベアンのメンテナンスをご紹介します。

 

以前、メンテナンスをされたことがある

ベアンです。

 

剥がれ・ひび割れ・ベルト、折山にテカリが

見られました。

 

【before】

 

写真 2019-06-11 17 35 57

 

【after】

 

写真 2019-06-14 9 55 28

 

剥がれた要因ですが、

黒ずみをシッカリ抜き取らないで

染めたことで、バインダー層に馴染まず

上塗り状態が要因です。

 

汚れの上に色が乗った状態でした。

汚れを隠すために、濃度を

濃くしたと思われます。

 

この様なケースの場合、

塗料を全て取り除いた後、

黒ずみをシッカリ抜き取ってから

染め直しを施していきます。

拡大1

 

 

 

続いて、折山のひび割れです。

汚れを隠すために、濃度を濃くして

厚塗りしたことが要因です。

 

色の元となるのが、顔料です。

顔料は身の回りにも、様々なものに

着色剤として使われています。

 

顔料の元は、細かな粉になります。

ですから、濃度を濃くすると、

ひび割れてしまいます。

 

特にお財布の折山は、日常的に

開閉するので、負荷が掛かりやすい場所です。

 

汚れをシッカリ落とし、バインダー層に

馴染むようにするための

配合剤と顔料の濃度調整が必要になります。

 

画像を見ると、レザーがひび割れたように

勘違いされる方もいらっしゃいますが、

表面の顔料がひび割れた状態です。

 

拡大2

 

ベルト部分も黒いシミが

付きやすい場所になります。

 

汚れをシッカリ抜き取る必要があります。

汚れを落とさないで染めると

黒ずみを隠すために、

濃度を濃くすると、不自然な仕上りになり

後に画像の様な状態になります。

 

ここも、ちょうど折れる部分です。

無題

 

クレンジングと染み抜きで

汚れやシミをシッカリ抜き取ってから

メンテナンスを進めることが、原則です。

 

塗装業界では、当たり前のことです。

事前の処理が長持ちさせることが

できるのです!

 

革修復どっとコムのメンテナンス方法と取り組み

 

 

エルメスクリーニング 染め直し

 

 




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