ブログを見て頂きまして、
いつもありがとうございます。
ベアン三つ折りバイカラーの
メンテナンスをご紹介します。
全体的な色褪せと擦れによる
テカリも見られましたが、
見栄えよく仕上がりました。
【before】
【after】
型押しやシュリンクレザーは
出来るだけエンボス感を
意識して、必要に応じて
補色していきます。
工程は、レザーにストレスを与えない
範囲でクレンジングを施し、
表面の汚れを落とします。
浸透したシミがある場合は、
出来る範囲でシミを抜き取ります。
その後、必要に応じてバインダー層に
補色します。
バインダーは、レザーにある
層になりますが、
バインダーに馴染ませることで
オリジナルの元の色合いを
活かすことが出来ます。
最後に艶感を調整して完了です。
【before】
【after】
エンボスがあるレザーは、
少しマット目の艶感が理想です。
続いて、ふち周りのコーティングの
再加工です。
光加減で全く違う色合いに見えますが
同じベアンです。
【before】
【after】
続いて内部のメンテナンスです。
エルメスの内部は、ファスナー以外、
全て本革なので、表面と同じ様に
メンテナンス可能です。
黒ずみも見栄えよく仕上がりました!
【before】
【after】
このように、バイカラーも表、内部とも
各色合いに合せて、
メンテナンスが可能となります。
▼クリーニングとの違い?!
を解説したブログです!
▼バインダー層に馴染んでいく様子?!
を動画で紹介!