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エルメスクリーニング 染め直し

ブログを見て頂きまして有難うございます。

ドゴンのメンテナンスをご紹介します。

 

黒ずみが酷い場合、クレンジングで

シッカリ黒ずみを抜き取ります。

 

シミを抜き取れるか否かで仕上りに

大きな差が出てしまいます。

 

【before】

 

IMG_7224

 

【after】

 

IMG_7617

 

黒ずみが残った状態だと、

バインダー層(※1)に染料や

顔料が馴染まず、汚れの上に

色が乗る感じになり、不自然な

仕上りになってしまいます。

 

エルメスドゴンは内部もレザーなので

表面同様、染め直し可能です。

 

【before】

 

IMG_7225

 

【after】

 

IMG_7618

 

状態の良い部分と悪い部分など、

状態は様々です。

 

一つのアイテムを染め直す際に、

染料、顔料の濃度や配合の分量を

変えた溶剤を、最低でも3種類

用意して、エルメス本来の風合いを

残すことを意識して、

専門のスタッフがメンテナンス致します。

 

【before】

 

IMG_7228

 

【after】

 

IMG_7621

 

※1バインダーとは

レザーが製品化される前の

段階で、色付けをする際に、

加工される層になります。

 

なめしたレザー(※2)を

そのまま製品化することが出来ません。

 

色があるレザーには、

柔らかいラムレザーから全ての

レザーに必ずある層になります。

 

バインダー層はレザーの

表面を綺麗に整える役割と

色付けに重要な層です。

 

部分的な浅い角擦れなどは、

バインダー層が残っているので

顔料と水で綺麗になります。

 

全体的に色褪せていたり

焼けや変色がある場合・・

 

バインダー層からメンテナンスして、

レザーの表皮を整えることで、

レザーの質感や風合いを

再現することが出来ます。

 

※2なめしたレザー

嫌な話になりますが・・・

動物から剥いだ状態の革には、

体毛などの付着物があります。

 

なめすとは・・・?!

簡単に言うとクリーニングして

付着物を取り除く工程になります。

 

その後、バインダー層を加工して、

着色や染めを施し、艶感を調整して

色止めされて製品化され、

バッグや財布になります。

 

▼クリーニングとの違い?!

を解説したブログです!

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▼レザーに補色し馴染んでいく様子?!

を動画で紹介!




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