『エオール』は、その名の通りギリシャ神話にちなんで名付けられたボストンバッグです。
キャスター付きで、ハンドル持ちとしてだけでなく、キャリーバッグとしても活用できる優れたバッグです。
エオールの魅力は、性別や年代を問わないデザインとカラーにあり、幅広い層から長年にわたって愛用されています。
このバッグは機内持ち込みが可能なサイズで、旅行や出張にも最適です。高い機能性と耐久性を兼ね備えており、日常使いから特別なシーンまで、どんな場面でも活躍します。
さらに、スタイリッシュでありながら実用性を追求したデザインが特徴で、ユーザーの使いやすさを第一に考えられています。
エオールは、そのエレガントな外観と機能性により、多くの人々にとって欠かせないアイテムとなっています。
旅行先での移動が多い方や、出張が頻繁なビジネスマン、さらにおしゃれに敏感なファッション愛好家まで、あらゆるシーンでその価値を発揮します。
エオールを手にすることで、日常生活がより便利でスタイリッシュに変わることでしょう。
今回は、ハンドルを接続する本体に縫い付けられている帯状の根革ライン交換修理についてご紹介します。
バッグのハンドル部分は、使用頻度や重さにより特にダメージを受けやすい箇所です。根革ラインが劣化したり、切れてしまうとハンドル全体の強度が低下し、バッグ自体の耐久性にも影響を与えることがあります。
カクカン部分の接続部は、使用頻度や重さにより特にダメージを受けやすく、経年劣化でヌメ革に裂け目が出てきます。
根革ラインが劣化したり切れてしまうと、ハンドル全体の強度が低下し、バッグの耐久性にも影響を与えることがあります。
ルイヴィトンのヌメ革交換のポイント
ルイヴィトンのヌメ革を違和感なく交換するためのポイントは以下の通りです:
- エイジングしたヌメ革の使用: 新しいヌメ革は白っぽいため、エイジングしたヌメ革を使用し、交換しない部分との色差をなくします。
- 縫い糸の選定: ルイヴィトンのオリジナルにできるだけ近い縫い糸を使用します。
今回、革修復どっとコムにご依頼いただいたエオールの修理では、カシメ部分を再利用させていただきましたが、カシメがある場合は接続部分の金属を加工する費用が別途掛かります。
今回はハンドル部分に破損がなかったため再利用しましたが、交換が必要な場合はルイヴィトンの刻印が無くなることをご理解ください。
画像診断・現物診断ともにお見積もりは無料ですので、バッグのヌメ革に破損が出た場合は遠慮なくお問い合わせください。
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革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
リペア教室(多くの人に感動と喜びを)
委託販売(ブランド名・シリーズ名・真贋教育)
