ルイヴィトンの財布のファスナー修理について
ルイヴィトンのモノグラム・ラウンドジップなどのお財布を長年愛用していると、ファスナーのスライダーが閉じても開いてしまうことがあります。
これはスライダー部分の摩耗や変形が原因で、ファスナーのかみ合わせが悪くなってしまうためです。
でもご安心ください!
ファスナー全体を交換しなくても、スライダーの交換で安価な方法の修理が可能です。
事例1
ルイヴィトン定番モノグラムラウンドジップのスライダー交換修理です。
スライダー交換で修理可能!
スライダーが閉じても開く状態の場合、ファスナーそのものを交換しなくても修理できます。
まったく同じスライダーではなくても、似た形状のものに交換することで、しっかりと閉じるようになります。
ただし、ファスナーのエレメント部分(ギザギザの部分)が摩耗してしまっている場合は、スライダー交換では対応しきれず、ファスナー全体の交換が必要になることもあります。
スライダー交換の際、ファスナーの引手(チャーム部分)は、再利用して取り付けます。
事例2
モノグラムエクリプスのスライダー交換
モノグラム・エクリプスは、シルバーのスライダーが特徴的で、修理の際も元の色味に近いスライダーを選びます。
事例3
ダミエグラフィットのスライダー交換
ダミエ・グラフィットは、スタイリッシュでビジネスシーンにも人気のデザインです。
こちらもできるだけオリジナルに近い雰囲気で修理できます。
ファスナー引手を紛失してしまった場合
ルイヴィトンのファスナー引手(チャーム)を紛失してしまった場合、当店では正規部品を入手することができません。
そのため、オリジナルの引手を再入手したい場合は、ルイヴィトンの正規店にご相談いただく必要があります。
もし「そこまでこだわらない」「修理できればOK」という方は、当店で代わりの引手を無料で取り付けることも可能です。
お好みに合わせて対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
ルイヴィトンのファスナーの不具合は、スライダー交換で修理できることが多いです。
愛用のお財布を長く使い続けるために、早めのメンテナンスをおすすめします!
ご質問や修理のご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください♪
また、YouTubeにてさらに詳しくスライダー交換について解説しています。
よろしければ、ご覧いただきチャンネル登録をよろしくお願いします!
革修復どっとコムの職人育成について
革修復どっとコムでは、高価で大切な思い入れのあるお客様のお品物を新人にいきなり修復させることは致しておりません。
古物市場でバーキンやシャネルなどのハイブランド品を中心に仕入れて職人に練習品として提供しています。
修復した練習品を古物市場へ再出品しますが、古物市場は、真贋を含め出品前の検品があります。
基準は、とても厳しくメンテナンス後、再出品したとき、仕上りが悪いと出品が出来なくなります。
この基準をクリアできるまで、徹底して社内品で練習を重ねております。
革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
染め直し修理のリペア教室(多くの人に感動と喜びを)
委託販売(ブランド名・シリーズ名・真贋教育)

買取します(修理職人育成にご協力ください・技術を次世代へつなぐ)
染め直しなど修理してキレイになったブランド品のお得な販売サイト
-BASE-
革製品の製造段階と同じ方法で染め直しができる溶剤・塗料のオンラインストア