ロエベという名前は知っていても、実際にどんなブランドなのか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
ロエベは、スペインが誇る世界的にトップクラスのラグジュアリーブランドであり、170年以上の長い歴史を持ち、スペインの王室御用達ブランドとしても知られています。
上品でシンプルなデザインと高品質な素材が人気で、世界中のセレブや著名人から長い間にわたって高い支持を得ています。
確かに、ルイ・ヴィトンやシャネルなどの高級ブランドと比べると知名度は低いかもしれません。
ただ、ロエベの人気はここ数年で若い世代にも浸透しており、幅広い年齢層に知られるようになっています。
革修復どっとコムでは、ロエベのアイテムのしみ抜きメンテナンスにも対応しております。
高品質な素材を使用しているため、しみや汚れが目立ちやすいですが、メンテナンスを行うことで、再び見栄えの良い状態に戻すことが可能です。
【before】
【after】
今回、革修復どっとコムにご依頼いただいたバッグは、キャンパスレザーのコンビショルダーバッグになります。
画像のように黄ばみが発生し、ご依頼いただきました。保管中に何らかの汚れが酸化して黄ばんだ状態と考えられます。
漂白でキレイにする必要がありますが、漂白には酸素漂白や還元漂白などがあり、バッグは洋服のように丸洗いができないため、中和などの工夫が必要です。
うすくシミが残ることもありますが、素材を傷めないように漂白剤を調合してホワイトニングを施します。
【before】
【after】
ロエベは、1846年に数人の皮革職人たちがスペイン・マドリードに小さな皮革工房を立ち上げたことから始まりました。
当初はレザーケースやバッグ、財布などの製品を扱っていました。
大きな転機は1872年、ドイツの職人エンリケ・ロエベ・ロスバーグが工房に加わったことです。
彼の高い技術と品質が評判となり、ロエベは「ラグジュアリー・レザーハウス」として成長していきました。
1892年には、マドリードのプリンシペ通りに店舗併設の工房「E.ロエベ・ブティック」を開設し、商品を陳列するスタイルが話題になり、1905年には、スペイン王室御用達の称号を授かり、スペインを代表するトップブランドとなりました。
こうしてロエベは、170年以上の歴史を誇るラグジュアリーブランドとして、世界中で高く評価され続けています。
大切なロエベに色褪せやシミが生じ使いにくくなっていたら革修復どっとコムにご相談いただけたらと思います。
ご質問など詳しくは遠慮なくお問い合わせください。
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革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
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