ブログをご覧頂き有難うございます。
保管中にバッグが異常事態・・・
高温や多湿が原因で、加水分解という
症状で、コーティングが溶け出した状態になります。
今年は、長引いた梅雨の影響だと思いますが、
例年に比べ、お問い合わせが多く感じます。
コーティング部分に限らず、内部の合成皮革素材や
パテントなどエナメル製品、普通のレザーでも
べたつきが出ているケースもあります。
合皮やパテントレザーでなければ、
コーティングpapaで拭き取ると
改善するケースもあります。
コーティングの溶け出した状態は、
ご自身では難しくチャレンジ精神が必要ですが、
一般的なスムースレザーのべたつきには、
一度、papaを試されてはと思います。
お客様からお送り頂いた状態です。
他の部分にコーティングが広がらない様、
サランラップを充てて、お送り頂けました。
他の部分に広がると、しみ抜きや補色が
必要になり、余分なお金が掛かってしまうので
ご参考になればと思います。
【before】
こうすることで、他の部分に
コーティングの付着を防ぐことが出来ます。
ラップを外した後のbeforeを忘れてしまった・・・
今回は、べたついたお品物をお送り頂ける際の
ポイントにしましょう!
【after】
べたつきも改善し、見栄えも良くなりました。
レザー部分に溶け出したコーティングも
シミになっていましたが、キレイになりました!
作業工程は、百聞は一見にしかず
なので、動画で公開します!
https://www.youtube.com/watch?time_continue=233&v=OniEe-7HNf4&feature=emb_logo
更に詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!