レザーシューズのご紹介です!
レザーは基本的に3構造になります。
レザーの上に、着色された層があり、艶感を調整する層があります。
上記のようなレザーは、銀つき革とかスムースレザーと言われております。
以下は、銀面のあるレザーの修復です。
クレンジングで汚れを落とし、着色層を補色して、艶感調整の層を作ります。
銀面のあるレザーは、染色補正ではなく、着色補正(補色)になります。
なめし工場で実際に使用している配合剤や染料を使用し、
同じ工程で銀面を作っています。
なめし工場は、一気に機械で加工しますが、形になった商品は、手作業でします。
その違い程度で、工程は全く同じです!
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クリアな仕上りも透明度があるので、べたっとしません。
余り、新調感を出したくない場合は、マット仕上げがお勧めです。
ご希望に応じて、艶感の調整も可能です。
メタリックも色合わせ可能です。
メタリックも、銀面のあるレザーになります。
メタリック剤を配合して、箔加工のような仕上がりになるよう、配合を調整します。
続きまして、アニリン・セミアニリンカーフのご紹介です。
透明感を出すために、染色された層の配合成分を変えて、2層で深みを出している
靴などもございます。
アニリン・セミアニリンカーフは、染色で全体的に染めて、トップ層を作ります。
濃淡や透明感がある場合、構造に応じ配合を変え、色彩感を再現いたします。
透明感のある濃淡色も修復可能です!
このように、透明感のあるアニリン・セミアニリンカーフも修復可能です。
艶感につきましてもクリアからマットまで、ご希望に応じて対応させて頂いております。