2004年に登場した、ビジネスやトラベル、レジャーにも対応できる実用的なアイテムがそろうライン。
歴史あるダミエ・モチーフを大胆に拡大した『ダミエ・ジェアン』。
強化ファイバーを用いた高度な製織技術により、軽量でなおかつ耐久性に優れたキャンバス地を実現。
アルミニウム製の金属と伝統的なヌメ革やスムースレザーを組み合わせることにより、カジュアルでありながらシックでモダンな魅力が特徴です。
今回はハンドルの製作交換をご案内します。
交換前の状態です。
裏側の縫い目からヌメ革が裂けてしまっています。
おそらく、乾燥と経年劣化による負荷が原因で、ひび割れや亀裂が生じ、最終的に裂けてしまったと考えられます。
この様な状態になった場合は、交換修理が必要になります。
当店では、熟練の職人が手作業で修理を行います。
ヌメ革の特性を理解し、元の美しさを再現するために細心の注意を払って修理を進めます。
交換修理後の画像です。
ルイヴィトンのヌメ革は、新品の時は白に近いアイボリー系の色をしています。
しかし、部分交換の場合、白っぽいヌメ革を使用すると、交換部分が浮いてしまい、違和感が出てしまいます。
これを防ぐために、エイジングしたヌメ革を使用することで、部分交換修理でも違和感が出にくくなります。
エイジングした革は、全体の焼け具合により多少の差はあるものの、経年変化により徐々に馴染んできます。
これにより、部分交換修理でも自然に見え、バッグ全体の美観を保つことができます。
さらに、エイジングしたヌメ革を使用することによって、修理後の革が他の部分と一体化しやすくなり、全体的な統一感を保つことができます。
例えば、ハンドルやストラップ部分の交換修理の場合でも、エイジングされた革を使用することで、新品の革との違和感を最小限に抑えることが可能です。
エイジングした革は、その特有の風合いを持っており、時間の経過とともにさらに味わい深くなるため、ルイヴィトンのバッグの魅力を損なうことなく修理を行うことができます。
ルイヴィトンのヌメ革について、お客様からよくご質問いただくのが色合いに関する懸念です。
ルイヴィトンのヌメ革は購入時、白に近いアイボリーですが、使用することで少しずつ飴色に変化し、レザーのナチュラル感や味が出てきます。
これはヌメ革の特性であり、レザーマニアはその変化を楽しみながらメンテナンスをしています。
アニリンカーフも同様の特性を持っています。
革修復どっとコムでは、新しいヌメ革をエイジングする技術があり、ルイヴィトンの経年変化に合わせてエイジングを施します。
部分的な交換でも違和感がないようにしています。
修理の流れ
- 相談と見積もり: お客様からのご相談を受け、状態を確認しながら見積もりを行います。
- 修理の実施: 高度な技術を持つ修復士が、キレイな形でハンドルを縫込みます。
- 仕上げと確認: 修理後の状態を確認し、お客様にご満足いただける仕上がりを目指します。
ハンドル交換修理につて、詳しく知りたい場合や修理をお考えの際は、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。
診断士が丁寧にご案内させていただきます。
ルイヴィトン財布・バッグ修理のアフター事例集
ルイヴィトン修理について
革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
染め直し修理のリペア教室(多くの人に感動と喜びを)
委託販売(ブランド名・シリーズ名・真贋教育)
買取します(修理職人育成にご協力ください・技術を次世代へつなぐ)
染め直しなど修理してキレイになったブランド品のお得な販売サイト
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バッグ修理・靴修理の革修復どっとコム
沢山のエルメスを修復しました。
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