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シャネルクリーニング 染め直し

ブログを見て頂き有難うございます!

カンボンラインのメンテナンスをご紹介します。

全体的に色褪せた状態で、CCマークの光沢感が無くなった状態でした。

エナメル加工で光沢を出し、全体的に補色と艶調整を施しました。

【before】

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【after】

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内部も含め全体的に、クレンジング(クリーニング)を施し、

エナメル加工、レザー部分のバインダー層(※1)に馴染むように

補色を施し艶感を調整します。

折山の下地が見えている部分は、下地を作ってからメンテナンス

することで、見栄えよく修復が可能です。

【before】

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【after】

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【before】

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【after】

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内部の本革部分は、表面同様、染め直しが可能です。

ショッキングピンクは、蛍光剤を配合します。

キャンパス部分はクレンジング(クリーニング)によるメンテナンス

になりますが、黒ずみ程度は、概ね綺麗になります。

【before】

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【after】

IMG_4781

黒ずみや色あせは見栄えよく仕上がりますが、

レザーの凹み傷は残ってしまいます。

補色することで、最初の状態よりは良くなるかと思います。

【before】

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【after】

IMG_4783

 

当店のメンテナンス方法と取り組みですが、

水に漬け込んだり、丸洗いするといったクリーニング屋さん的な

クリーニングではなく、お肌と同じ様に「クレンジング」の観点で、

色褪せや擦れ、浸透して落としきれないシミは、美容整形の観点で

研究を重ねてきました!

同じ商品でも状態は、軽い色褪せであったり、しっかり色褪せしていたり

変色など、それぞれに状態や元々の染め方も様々です。

バッグやお財布は、構造が複雑で、レザーだけでなく、

合成素材やキャンパス、内部に芯材が入っていたり、

ステッチの縫い方やコーティング加工など、

お打合せ項目が、多くなってしまう場合がございます。

クリーニングと言った一括りのご案内ができず、

状態や構造、素材により、何度かやりとりが必要になります。

一つ一つの状態に応じて適切な工程と仕上り感をご案内させて頂きます。

その後、お打合せの上、正式に受け賜わる流れになります。

※1バインダーとは

レザーが製品化される前の段階で、色付けをする際に、加工される

層になります。

なめしたレザー(※2)をそのまま製品化することが出来ないので、

色があるレザーには、柔らかいラムレザーから全てのレザーに

必ずある層になります。

バインダー層はレザーの表面を綺麗に整える役割と色付けに重要な層です。

部分的な浅い角擦れなどは、バインダー層が残っているので顔料と水で

綺麗になりますが、全体的に色褪せていたり焼けや変色がある場合、

バインダー層からメンテナンスして、レザーの表皮を整えることで、

レザーの質感や風合いを再現できます。

 ※2なめしたレザー

嫌な話になりますが、動物から剥いだ状態の革には、

体毛などの付着物があります。

なめすとは、簡単に言うとクリーニングして

付着物を取り除く工程になります。

その後、バインダー層を加工して、着色や染めを施し、

艶感を調整して色止めをして製品化され、

バッグや財布になります。




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