バッグ修理・かばん修理・靴修理・財布修理、クリーニングの革修復どっとコム

ブログを見て頂き有難うございます。

ベアンリザードの染め直しをご紹介します。

リザードは、トカゲのレザーでエルメスの場合、

艶やかで班の並びがとてもキレイです。

【before】

クレンジング（クリーニング）で表面の汚れを落とし、

必要に応じて、補色を施します。

エルメスのリザードは艶のある物はメノウ玉で磨かれています。

クロコ・アリゲーターも同じです。

製品化されたお財布は、メノウで磨くことが出来ないので

爬虫類に馴染む染料と加工剤でメンテナンス致します。

【after】

ウロコ間の色合いに濃淡がある色合いの場合、濃淡の差が無くなりますが、

出来るだけ残して染め直すことも可能です。

残す場合は、色褪せやシミなど残る場合がございますが、

仕上り感に応じて、お打合せの上、進めさせて頂いております。

■当店のメンテナンス方法と取り組みですが、

水に漬け込んだり、丸洗いするといったクリーニングではなく

お肌と同じ様に「クレンジング」の観点で、そして色褪せや擦れ、

浸透して落としきれないシミは、美容整形の観点で

研究を重ねてきました！

同じ商品でも状態は、軽い色褪せであったり、しっかり色褪せしていたり

変色など、それぞれに状態が、全く違います。

バッグやお財布は、構造が複雑で、レザーだけでなく、

合成素材やキャンパス、内部に芯材が入っていたり、

ステッチの縫い方やコーティング加工など、

お打合せ項目が、多くなってしまう場合がございます。

クリーニングと言った一括りのご案内ができず、

状態や構造、素材により、何度かやりとりが必要になります。

一つ一つの状態に応じて適切な工程と仕上り感をご案内させて頂きます。