ブログを見て頂きまして誠に有難うございます。
経年劣化によりレザーの銀面が変色し艶が無くなった状態です。
全体的にクレンジング(クリーニング)を施しますが、
お客さまから、
「クリーニングは、バッグを洗ってしまうのでしょうか?」
とご質問を頂くケースが、とても増えています。
ご質問に対しまして、
「バッグや財布は丸洗いしたり、溜めた溶液や水の中に漬け込む
リスクを伴う工程は、一切致しておりません」
とお返事をさせて頂いております。
高価なお品物や想い入れのたくさん詰まったバッグを取り扱う上で
リスクを伴う工程は、全て外してきました。
「清潔に少しでも見栄えを良くするメンテナンス」
を心掛けて大切にお預かりさせて頂いております。
【before】
【after】
【before】
【after】
当店のメンテナンス方法と取り組みですが、
水に漬け込んだり、丸洗いするといったクリーニングではなく
お肌と同じ様に「クレンジング」の観点でメンテナンス、
色褪せや擦れ、浸透して落としきれないシミは、美容整形の観点で
研究を重ねてきました!
同じ商品でも状態は、それぞれに違います。
バッグやお財布は、構造が複雑で、レザーだけでなく、
合成素材やキャンパス、内部に芯材が入っていたり、
ステッチの縫い方やコーティング加工など、
お打合せ項目が、多くなってしまう場合がございます。
クリーニングと言った一括りのご案内ができず、
状態や構造、素材により、何度かやりとりが必要になります。
一つ一つの状態に応じて適切な工程と仕上り感をご案内させて頂きます。
その後、ご納得頂いた上で、正式に受け賜わる流れになります。