ブログを見て頂き有難うございます。
ルイヴィトン染め直し
エピラインのキーケースをご紹介します。
【before】
【after】
レザー表面に加工された層を銀面と言います。
判り易い事例がありましたので、
ご紹介します。
折山に少し剥げた茶色く見える部分が革です。
次に気色合い部分がバインダー層です。
エピライン特有のライン型押しに濃淡がある
表面がトップ層になります。
エピラインの場合、トップ層が
完全に剥離している場合、
同じような濃淡を出してのメンテナンスが
出来ないため、バインダー層に合わせ
銀面を作り直します。
濃淡が再現できないことを、
ご理解の上、受け賜わらせて頂きました。
ラインとロゴは残してのケアになりますので、
見栄えは良くなるかと存じます。
【before】
【after】
レザーの構成要素を守り
補色しますので、重なり合う
内側面も問題なく染め直し可能です。
ルイヴィトンのロゴも残してケア致します。
【before】
【after】
ご紹介したキーケースは、濃淡がある
トップ層が広範囲で剥離していましたので、
この様に、ご提案させて頂きましたが
範囲が狭い場合、濃淡を出来るだけ残して
メンテナンスすることが可能です。
濃淡を残しての事例は、こちらをご覧ください。
before/afterは、画像をクリックしてご覧ください。
【after】