ルイヴィトンのモノグラムやアズール、エベヌなど、
人気の高いシリーズになりますが、トアル地、本革、合成皮革、
キャンパスなど部位によって、素材が全く違う為、
それぞれの状態に合わせ、工程を変えてのメンテナンスが
必要になります。
トアル地の割れは樹脂系の溶剤に染料を配合して、
現状より割れを目立たなくしたり、レザー部分は着色補正、
キャンパス部分は染色補正と、ホツレがある場合は、
ステッチ補強と工程を総なめです!
ヌメ革は良く銀面の無いレザーで、スムースレザーは銀面があるレザーと
言われておりますが、正確に言いますと、ヌメ革もスムースレザーも、
銀面(銀層)があります。
なめし方の方法で、呼び名が変わります。
タンニンでなめしたレザーをヌメ革と言います。
ヌメ革というと、白っぽいレザーをイメージしますが、赤も青もあります。
クロムでなめしたレザーを一般的なスムースレザーと言います。
タンニンでなめしたレザーは、なめし後、白っぽい色合いで、
クロムでなめしたレザーは、水色でウエットブルーと言われています。
なめし後に、染料や顔料で染めたり着色して、
色留めや艶感を調整するトップ層を加工して、製品化されます。
当店は、製造工程と同じ方法で、必要に応じた補色と、トップ層を加工しております。
銀層が残った状態の色褪せや擦れ、シミは概ね修復可能ですが、
銀層より下面の床革まで亀裂が入っていますと、痕が残る場合がございます。
お見積もりは無料です。
お気軽にお問合せ下さい。