2016-10-08 23:06:06
シャネルの染め直し
シャネルメンテナンスのご紹介です。
色とりどりのシャネルです。
色合いや質感はもちろんですが、お財布の内部や重なり合う面も
修復可能です。
特に二つ折りのお財布は、内部も修復しないと気持ちよく仕上がりません。
レザーは染色補正を施すと、のちに割れが生じたり、重なり合う内側の面が
張り付くなど、問題が生じてしまいます。
※キャンパスなどの布地には染色補正が有効的です。
レザー製造工場と同じ工程で、着色して、色留めの役割をするトップコートで
艶感を調整いたします。
画像をクリックすると拡大します。
基本的に、クロムなめしもタンニンなめしを施したレザーも実は銀層と言って、
表面層が必ずあります。
バッグや財布に使用される層は、一番、表面層のレザーになります。
銀面より下の層は床革と言いまして、また違う用途で使われております。
捨てるところが無いですね!
詳しくは、また次回にご紹介します。
今回はシャネルの修復事例でした。
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