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色合いに濃淡が特徴のお財布の
染め直しをご紹介させて頂きます。
画像のように色褪せが目立ってしまう
状態になり、少し見た目を良くしたいときに
お勧めの方法になります。
【befoer】
【after】
工程ですが、クレンジングで表面の
汚れと色止めや艶調整しているトップ層を
薄く取り除き、染料とバインダーを調合して
染め直し、そして色止めと艶調整を施します。
艶感は、マットからクリアまで調整が可能です。
お好みに合わせ調整致します。
色味は、淡い部分と濃い部分の中間より
濃い目がお勧めですが、濃い目に仕上げることも可能です。
【before】
【after】
内側面もアクリル顔料を使用していないので
表面同様、何の問題もなくメンテナンスが可能です。
アクリル顔料は、靴の色褪せ様です。
代表的なのは、アドカラーやサフィールになります。
靴の場合、とても便利な顔料になります。
濃度を濃くして多少、ムラが出ても
シュークリームでムラを隠したり、
多少、ムラが残っても、履く目線からだと
目立ちません!
財布やバッグには、不向きなので、
当店では、使用しておりません。
レザーの製造段階と同じ方法で
染め直すので、内部も問題なく染め直しが可能になります。
【befoer】
【after】
ブランドの個性やレザーの特性を活かした
メンテナンスになります。
その為、レザー自体に傷が入っていたり、
極端に色あせした部分は、痕が残ります。
見栄えを良くするメンテナンスとして
お考えの上、ご検討頂きたく思います!