ブログをご覧頂き有難うございます。
ショルダー劣化による製作交換を
ご紹介させて頂きます。
製作交換の部位としては、比較的少ない
修理ではございますが、画像のように
乾燥して細かなひび割れが出て、
少し伸びた感じで、やつれた感じになってしまったら
交換修理が良いかと思います。
でもレザーは丈夫です。
切れさえしていなければ、このような状態になっても
本来は、まだまだ使えます。
レザーの経年変化があって、味がある感じは
個人的のは大好きなんですが、
切れてしまったら、致し方ありません。
味を残したい場合、部分的に革を縫い込む方法もあります。
修理痕は残りますが、それも味とお考えの方には、
お勧めです!
モノグラムは、トアル地と言いまして
綿素材に樹脂で加工された丈夫な素材です。
レザー部分を交換することで、
新調感が出来ることもあります!
ただ新品ではないので、全体的なバランスも考え
使用するヌメ革は、少しエイジングて、
違和感が出ないようにしています。
形状や細部の縫い目、特に裏側に若干の
手作り感が出ることがございます。
製造メーカーのように設備が整った
大量生産している工場ではないので
在庫として、ショルダーやハンドルを
保有している訳ではございません。
ショルダーの形、色合いも全て違うので、
使用するレザーの選定から、色合い、形状など
一つ一つに応じた、オーダー修理となります。