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レザー財布のメンテナンス ドゴン

ブログをご覧頂き有難うございます。

エルメスドゴンのメンテナンスを

ご紹介させて頂きます。

 

ベルトのひび割れや、

表面が削り取られた感じの傷は

痕が残りますが、見栄えよく仕上がります。

 

【before】

写真 2019-04-05 13 30 41

【after】

写真 2019-04-17 17 21 08

 

ひび割れが残ることを懸念される場合、

類似の主臨機レザーで製作して

交換することも可能ですが、

お打合せの上、オリジナルを活かしたいとの

ご要望から、メンテナンスをさせて頂きました。

 

ベルト部分は負荷が掛かる場所なので、

割れを塞ぐと一時は綺麗なのですが、

直ぐに割れが生じてくるので、

あえて、ひび割れを残して、

見た目とのバランスを見ながら、

メンテナンスを指させて頂きます。

 

ドゴンは、内部も本革です。

表面はシュリンクレザー

内側面は、スムースレザーです。

 

シボ間が全く違います1

 

【before】

写真 2019-04-05 13 31 23

【after】

写真 2019-04-17 17 21 50

 

シボの深さでメンテナンスとして

違う点は、刷毛の使い方です!

 

エンボスの立体感を出したいなど、

お化粧やアートと同じ感覚です!

 

刷毛の使い方

①刷ける

②刺す

③注す

 

ウールや綿などの色補正は、何番でしょう?

正解は②番です。

生地の繊維に刺し込む感じで色補正が必要です。

 

クリーニング店のしみ抜きが得意で上手な所は、

色補正を上手く活用しています。

 

業界で名だたる職人は、刺すのが上手いです。

 

わたしも20代のころ、「不入流」という

しみ抜き学校に2年間、通いしみ抜きの

勉強をさせて頂いたことがあり、

単独研修で、毎月、約4年間、

福井へ来て頂いたこともあります。

 

「不入流」しみ抜きは、繊維のしみ抜きや

色補正の技術を、薬品の使い方も含め

論理的に判り易く教えてくれます。

 

レザーの補色や染め直しとは少し違うのですが、

今でも、その理論は、活用できています!

 

レザーの刷毛使いは、繊維とは違うので、

エンボス感、状態、レザーの構成で使い分けが必要になります。

 

 

 

 

 




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