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これからの季節に気をつけて頂きたい事!!ルイヴィトン

ブログをご覧頂き有難うございます。

ルイヴィトン、アンプラント2wayバッグですが、

保管中に、ふち周りコーティングが

溶け出した事例のメンテナンスを

ご紹介させて頂きます。

 

画像では、分かりにくいですが、

触るとネバネバで、手に付着するくらい

溶け出した状態です。

 

【before】

写真 2020-05-12 15 28 06

【after】

写真 2020-05-13 17 15 40

 

この様に溶け出す原因は、

使用している加工剤が悪いのではなく

高温多湿が要因で、

加工されたコーティングが加水分解した

状態になります。

 

加水分解は、判り易く言うと、

加工剤を繋ぎ合わせる役割のある

カソ剤の効果が無くなることになります。

 

合成皮革素材にもよく見られる症状で、

製造されている国との気候が合わないのではないかと

言われています。

 

コーティング剤が加水分解した場合、

ダメになったコーティングを、

全て取り除き、再加工が必要になります。

 

【before】

 

写真 2020-05-12 15 27 49

 

【after】

写真 2020-05-13 17 15 07

 

 

高価なお品物なので、

大切に保管するお気持ちは、

よく理解できるのですが・・・

 

保管方法を間違うと、

使っていないのに、このような

状態になってしまいます。

 

この様なケースを防ぐには、

温度、湿度管理が必要になりますが、

実際、難しいと思います。

 

革修復どっとコムが推奨する方法が、

二つございます。

 

簡単な方法です!

①出来るだけ使ってあげる。

②高温になる時期や湿度が高くなる時期は、

エアコンを入れる部屋に置いておく。

 

エナメル素材や、バッグの内側に

合成皮革が使われているものなどにも

有効です!

 

ドレス系やお出掛け用で、普段使いをしないお品物は、

クローゼットに閉じ込めたままにしないで、

エアコンを入れる部屋に、置いてください!

 

これからの時期、是非お試し頂けたらと思います。

 

レザー部分に付着したコーティングの

ベタツキも除去可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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