エルメス修復のご紹介です。
さまざまな色合いがございますが、状態の良い部分に合わせて
色合いを調合します。
レザーの構造です。
①レザー
②着色された層
③艶感を調整された層
③は色留めの役割もございます。
クレンジングでシミをできる範囲で抜き取り、必要に応じて補色をします。
その後、艶感を調整します。
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皮革製造工場と同じ工程ですので、内側内部も問題なく可能です。
エルメスショップでは、ご自身でのクリームの使用をお勧めしていないかと思います。
色々な訳あって、お勧めしていないかと思います。
しかし、それにも関わらず、保湿クリームを使用する業者さんがいますが、
アクリル系(絵の具と同じ成分)のプラスチックのような質感を
ごまかすために、保湿クリームと称して、しっかり塗りこんでいます。
保湿が目的ではなく、質感をごまかす事が、本当の目的です。
またアクリル系は、銀面に浸透しないため、内側面の重なり合う部分は
張り付くなど、問題が生じます。
専門店でご相談いただく際、内側の補色は可能か、聞いてみて下さい。
可能な専門店は、安心できると思います。
お勧めしないところは、アクリルを使用している可能性が高いため、
完了後、保湿クリームをしない事は可能か、聞いてみて下さい。
保湿クリームを使用するところは、かなりの注意が必要かと思います。
しかし、銀面の残っている軽度の色褪せであれば、
そのような、お店でもアクリルを水やアルコールで薄めますので
問題ないかと思います。
診断・お見積もりは無料です。
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