ブログを見て頂きまして有難うございます。
財布の内部劣化は、二つのパターンがあります。
一つ目は、長年使用してきたことで
擦れにより破れや剥がれが出てくるケース
二つ目は、保管中の湿度が原因で
合成皮革素材が加水分解を起こし、
ベタツキなど劣化してくるケース
大まかに二つの原因で張替のご依頼を
頂いております。
ルイヴィトンエピラインの事例です。
内部の剥がれで使用を控えて
保管していたところ、ベタツキも発生し
張替が必要になりました。
▼ファスナー内部の仕上り画像です。
▼マチ部分の仕上り画像です。
合成皮革素材から、劣化が出にくい
少し厚めのシャンタン生地と言いまして
少し光沢のあるブランド品に適した
生地で張替を致します。
▼ルイヴィトンダミエのラウンド財布の事例です。
▼コインケース内の仕上がりです。
付属のファスナー再利用して
縫い付け致します。
▼ルイヴィトンモノグラム・コインケースの事例です。
▼張替前の状態です。
財布の張替は、構造がとても
細かく構造的に厚みがあるので、
手縫いでは、針が通らない場合がります。
工業ミシンや八方ミシンを用いて
縫い直しを致しますが・・
細部の美観に影響が出る場合があります。
勿論、最善は尽くしていますが、
生地が収縮しているなど
型崩れがあるケースが多いので・・・
それぞれの状態に併せ、出来るだけ美観を
損なわないように、対応させて頂いております。
修理をご検討の際は、
状態に応じてになりますが、
仕上り感のお打合せも必要になります。
▼クリスチャンデォーオールの事例です。
収納ケースが沢山あるお財布です。
表面の縫い目はズレませんが、
内部の美観に、若干、影響が出る場合がありますが、
内部なので目立たない範囲です。
▼内部の仕上り画像です。
財布の張替は、部分的な張替でも
構造的に、オーバーホール的な
修理が必要になりますので・・
誰にでも任せられない修理になり、
安心して任せられる職人も少なく
納期を少し長く頂いております。
出来るだけ早く対応は致しておりますが、
失敗は許されないので、
職人のペースでさせたいと考えています。
お財布の張替修理は、少し余裕を見て
お願いしたく存じますが、
ご都合により、どうしても早く使用した場合は、
お申し出頂けたらと思います。
出来る範囲で対応させて頂きます。
診断お見積りは無料です。
お気軽にお問い合わせください。