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ブログを見て頂きまして有難うございます。
エナメル素材のメンテナンスをご紹介します。
保管中の湿度が要因で、加水分解すると
エナメルは、ベタツキが出たり
光沢が無くなってしまいます。
温度や湿度を管理した室内で
保管すると問題が出ませんが
現実的に難しいです。
インポートブランドによく見られる
傾向になりますが・・・
日本国内の気候に合わないとも
言われています。
【before】
【after】
エナメルの加工剤には、苦戦しました。
何度か、受付を辞めようと、ホームページから
ご案内を消したこともあります。
しかしお客様から何とかして欲しいと
お問い合わせ頂くと、これもチャレンジだと
バージョンアップを重ね、
配合など、研究してくれる方も現れ、
チームで開発できたメンテナンスです。
時間はかなり掛かりましたが、
ご満足いただけるレベルまで、
メンテナンス可能になりました！
受付を再開します。
研究にご協力いただいたお客様にも
感謝しています！
【before】
【after】
▼エナメルのメンテナンス
汚れや指紋が要因によるくすみ
・中性洗剤を使う
食器洗いは中性洗剤が多いです。
中性洗剤を水に５％程で薄め、
柔らかいタオルで拭きます。
指紋は皮脂で油分になるので、
中性洗剤が有効です。
拭き取った後、水で拭き取りましょう！
・アルコールを使う
市販のアルコールで拭き取ると
汚れが落ちるので、光沢が出る場合があります。
拭き方ですが、ムラにならないよう注意が必要です。
※艶がある状態で使用すると、
艶が消えてしまうことがあるので、
目立たない場所で必ずテストしてください。
・コーティングpapaを使う
当店オリジナルのコーティング剤になります。
エナメルの日々の汚れ落としには
とても使いやすいメンテナンス剤です。
ムラになり難く、拭き取るだけの簡単な
メンテナンス剤です。
・拭き取っても艶が出ない場合
考えられる要因は、擦れによる表面の傷、
もしくは、加水分解により
エナメル自体の光沢が無くなった状態です。
ベタツキも改善できない可能性が高いです。
拭き取っても艶が出ない場合、
以下のメンテナンスが必要です。
・擦れによる表面の傷
深い傷は痕が残りますが、
見栄えよく光沢を出すことが可能です。
・ベタツキ
ベタツキの成分である「カソ剤」を
取り除き、カソ剤を閉じ込めてから
エナメル加工を施します。
若干、張り付く感が残る場合がありますが、
手のひら側で触ると皮脂が原因で、
張り付くように感じる場合があるので
手の甲で触ってみて張り付く感が無くなるまで
定着させて、発送させて頂きます。
ベタツキが激しい状態の場合、
時間が掛かる場合がありますが、
見栄えよくメンテナンス可能です。