投稿日:2019.08.23

更新日:2019.08.28

レザーリペアの技術習得は今がチャンス!?

みなさんはレザーリペアという言葉を聞いたことがありますか?
最近ではレザーリペアの専門店がテレビに取り上げられることもあるため、
興味を持たれている方も多いのではないでしょうか?

 

 パレット  絵筆

中には自分でレザーリペアを初めてみたいと思う方もいるのではないでしょうか?

 

 

しかし、最近知名度が上がってきたとはいえ、
レザーリペアはまだまだマイナーなジャンルで、
具体的にはどんなことをするのか、
どんなことができるのか?

 

レザーリペアをはじめるために必要なものは何か、
そもそも素人がいきなり自分でやろうとしてできるものなのかなど、
わからないことが多々あるのではないでしょうか?

この記事では、
レザーリペアに興味のある方や
レザーリペアをはじめてみたいという方のために
あまり知られていないレザーリペアについて、
レザーリペアとはどういったもので、
どんなことができるのか、
どこで習うことができるのかなどをご紹介します。

新任の女性教師

レザーリペアとは

レザーリペアとは、leather(革)ripair(修理、修復、修繕)で、
革製品の修理を行うことを指します。

革製品の修理とは、
破損個所や製品によって
多種多様な修理方法があるのですが・・・

主に特殊な薬品や塗料を使用して、
革の色修復や、スレ傷修理を行う事を
レザーリペア、もしくは革修復と呼びます。

さらに、レザーリペアの中でも革の色修復のことを染め直しと呼び、
レザーリペアの中でももっとも重要なスキルとなります。

レザーリペアの習得はこんな人におススメ

レザーリペアは正しい知識とスキルを習得すれば、
誰でもレザーリペアを行うことができます。

特に、こんな方におススメです。
・レザークラフトが趣味、もしくはお仕事としてレザークラフトをされている方
・革製品が好きで自分でメンテナンスしたい方

 

「フリー素材イラスト嬉しい」の画像検索結果

レザークラフトが趣味の方

レザークラフトは革を使い、アクセサリーや
バッグ、財布を作りますよね?
そうして作ったアイテムは、
使ったり、保管をしていると、
経年劣化や擦れなどによって、
色あせてきたり、
傷やひび割れが発生することがあります。

そういった時にレザーリペアの技術を習得していると
自分の作ったアイテムを自分で修理することが可能になります。

また、レザーリペアの染め直しの技術を使うことで、
使用する革の染め変えを行うことができるようになります。
染め変えが出来ると、市販されている革の色以外の色を
自分で作ることができるので、作品の幅が広がるきっかけにもなります。

 

レザークラフトをお仕事としてされている方にとっては、
自身の作品を購入してくださったお客様へのアフターケアを
行うことができるようになるので、
自身のファンの獲得やブランド力の強化につなげることができます。

革製品が好きで自分でメンテナンスしたい方

予期せぬ傷やシミなどが、
自身のコレクションに見つかると
ブルーになりますよね?

 

通常の革製品のメンテナンスでは、
傷やシミ、色あせを修理することができなかったりします。
そんなときにレザーリペアの技術を習得していると、
自分で、色補正や傷の修復を行うことができます。

自分のお気に入りのアイテムを自分の手で
直していくことは、達成感があり、
とても気持ちが良いと思いませんか?

 

レザーリペアで直せる革製品の不具合

レザーリペアでは、以下の状態を修理することができます。
・色あせ
・シミ
・カビ
・変色
・すり傷

色あせ

染められている革製品の場合、
太陽光に当たりやすい場所に置かれていたり、
保管方法が悪かったりすると、
色が抜けてしまうことがあります。
この状態を色あせというのですが、
こうなった場合、色以外は問題ないので、
使うことができるのですが、
色あせてしまうと古びれた感じが出てしまい、
見た目が悪くなり、カッコ悪くなってしまいます。

そうなった場合、ネットなどで対処方法を調べると、
アクリル絵の具を使った色の補色方法などが紹介されていますが、
実はこの方法、最初はよいのですが、
使っているうちにアクリル絵の具を
塗った場所がひび割れてしまったり、
張り付いてしまったりするので、実はあまりおススメ出来ない方法です。

レザーリペアでは、革の性質や製造工程に沿った方法で
革を染め直すため、ひび割れや張り付きがおこることはありません。

 

メンテナンス前

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メンテナンス後

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シミ

シミは普段使いの大敵です。
ちょっとした雨や食べこぼし、
オイルの付着、体から出る汗などでも、
革製品にはシミができてしまいます。

シミは通常の汚れと違い、
一度ついてしまうと、
拭いても落とすことがでません。

しかし、レザーリペアの技術を使えば、
シミを取り除いて元の状態に戻すことが可能です。

 

メンテナンス前

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メンテナンス後

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カビ

湿度が高い場所に長時間革製品を
放置しておくとカビが
生えてしまうことがあります。

表面に出てきたカビであれば、
ふき取るだけでも良いのですが、
深くカビが根付いてしまっていると、
変色やシミの原因となってしまいます。

レザーリペアではこういった
カビが原因での変色やシミも直すことができます。

 

メンテナンス前

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メンテナンス後

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変色

保管状態が悪かったり、
何らかの塗料や汚れが付着すると、
革製品の色が変色してしまうことがあります。

単純に変色した箇所をアルコールなどで拭いて
色を除去しようとすることがあると思いますが、
そうした場合、元々の色まで落ちてしまうことがあり、
大変危険です。

しかし、レザーリペアの技術を習得していれば、
こういった変色にも対応することが可能です。

 

メンテナンス前

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メンテナンス後

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すり傷

革製品を普段使っていると、
知らず知らずのうちに、傷がついてしまいます。
深い傷や破れなどは、革そのものを交換しないと、
直すことができませんが、
すり傷程度の浅い傷であれば、
レザーリペアの技術で十分に修理を行うことが可能です。

すり傷は意外と目立つ上に
シミや色あせなどよりも日常生活で付きやすいので、
自分で修理ができると、
いつでもキレイな状態を維持できていいですよね。

メンテナンス前

写真 2019-05-16 11 03 13

 

メンテナンス後

写真 2019-05-17 11 13 48

直すだけじゃない!レザーリペア技術の便利な使い方

レザーリペアの技術は
革製品の修理だけではありません。

革製品の染め変えや、
傷の成形などを行うことができます。

例えば、レザークラフトをしていると
こんな色の革が欲しいけれど、
市販されていない・・・

なんてことがあるかと思います。

そんな時にもレザーリペアの技術を使えば、
手元にある革で好きな色味の革を作ることができます。

また、ヌメ革などは経年劣化で出きる
傷や変色など味として楽しむことがありますが、
こういった傷や変色は通常であれば、
長い期間を経て出来上がるものなのですが、
レザーリペアの技術を使うことで、
傷の成形を行うことで、
雰囲気のあるアイテムを作り出すことができます。

 

 

レザーリペアの技術はどうやって習得するの?

レザーリペアの技術は、
なかなか教えてくれるところが少なく、
実際に革製品の修理などを行っている
お店などで、仕事として教わることが一般的です。

しかし、自分の趣味やレザークラフトの
延長線上として、教わるには、
どこかのお店で仕事として教わるのは、
少しハードルが高いですよね?

さらに、技術職は中々、大事なところは教えてくれません。

独立されることを懸念するんです。

そんな方におススメなのが、
私たち革修復どっとコムがやっている
レザーリペア講習です。

この講習では、
本格的なレザーリペアを
最短2日で習うことができます。

講師は実際に
レザーリペアの現場で、
レザーリペアの仕事をしている
レザーリペアのプロなので、
現場で実際に使われている
テクニックを習得することができます。

また、講習を受け、
実際に自分でレザーリペアを
実践してみた時にわからない部分や
疑問点が出てきても大丈夫!

メールや電話での
アフターフォローは無制限に
対応している他、
自身のさらなるスキルアップを
希望される方の再研修は無償にて
いつでもお受けいたしています。

 

賢者は、すでに始めている

現在、メルカリなど、CtoC(個人間取引)がブームになっています。

メルカリだけでも、この5年間で、1兆円の取引があります。

 

数字で見るメルカリ

https://about.mercari.com/press/news/article/20181119_trilliongmv/

 

これから、まだまだ伸びてくるでしょう!

 

取引の品目は、幅広いですが、

ブランド品や高級品にターゲットを絞って、

色褪せやシミ、角擦れがある商品を安く仕入れて

それを自分で手直して、販売して、収益を上げている

賢者が実は、何人もいます。

それも主婦です!

 

時代の変化でしょうか!

ユーチューバーを目指すなど、

勤めに出なくても、収入を得られる時代です。

このブームの波に、あなたもきっと、乗れるはずです。

どの様な状態が安く仕入れられて、

どのような状態がキレイになり、

高く売ることが可能か??

研究の余地もありますが、

この波に乗らない手はありません。

経験を積み色々な情報、経験を

リンクさせながら、自分のペースで展開できることと思います。

 

お店を構え、ホームページを作って

となると、かなりの初期費用も掛かってしまいます。

 

リスクも少なく、長く続け評価が上がり信用度が

上がると、収益もかなり期待できます。

さらに!

リサイクル業者やブランド品の中古を本格的に販売している

専門的な業者さんは、絶対に参入してきません。

 

理由は、直した商品は、BtoB(業者間取引)が出来なくなるからです。

いわゆる、売れなかった商品は、横流しが出来ないのです。

 

仕入れ=コストになるので、売れ残って横流しができないと

とても困ることになるのです。

 

そのため、直して売る分野に、専門業者は絶対参入してこないので、

CtoCは、とてもやり易く、

売る方の個性を出しやすい分野になります。

ただ、一獲千金を目指いしている方には、

向かないビジネスなので、違うことを目指した方が良いかと思います。

 

革修復どっとコムでは、研修を受けられた方の

サポートも出来る限り対応させて頂きます。

 

▽研修についての詳細はこちら

 

▽くみっちゃん先生のブログ

革修復師くみっちゃんのブログ

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