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ベックマンの加水分解したソールの
交換のご紹介です。
【before】
靴のソールは、保管中の高温多湿が原因で
加水分解をおこし、ボロボロになります。
ゴムが解けて柔らくなりベタツキが出ます。
この状態で使用すると石ころなどめり込んだり、
ソールのゴムが崩れて剥がれるなど
状態が悪化します。
当店では、加水分解した表面のラバー交換修理を
オススメさせて頂いております。
ミッドソール部分を再利用する事で、
費用を抑えた修理が可能です。
使用するハーフラバーは、オリジナルに近い
デザインのビブラムモルターラソールになります。
ラバーソールになりますので、保管していても
加水分解が出にくく、耐久性も高い素材です。
綺麗なふち周りに仕上げる為にマシーンにも
こだわってるので、ブランド品も
見栄えよく修理が可能です。
歪みのない綺麗なシルエットを作り出せる
国内でも数台しか存在しないオランダ社
「パワフルフィニッシャーPOWER MASTERⅡ】
を導入してメンテナンス致します。
底縫いの糸がハーフラバーで
隠れる仕上げになっております。
縫い糸が地面に直接当たらないので、
糸切れの心配がなく、次回張り替えの際に
縫直しの必要がないので、
オススメの仕上げになります。
【after】
この道、35年の職人が対応します!
お見積もり・診断は無料です。
お気軽にお問合せ下さい。
福井の皆様は工房へお越しください!
直接、職人からご提案させていただきます。
県外の方は、お電話ください!
靴修理職人直通電話はこちら!
オールソールとは
靴底全体を新しいものに張り替える修理のことです。
革靴のソール修理には、部分的な修理とは別に、
ソール全体を新しくする「オールソール交換」
があります。
この修理を行うことで、履き慣れた内側のフィット感を
残しながら、新品のようなソールの安定感を
取り戻すことができます。
ソールの種類はたくさんあるため、元々のイメージに
近いソールに張り替えるだけでなく、
ソールの素材を変えて革靴の雰囲気を
変えることも可能です。
例えば、レザーの高級感をそのまま残したい場合や、
ラバーソールに変更してグリップ力を上げたい場合など、
ご要望に応じてご提案させて頂いております。
加水分解とは
水分と素材が化学反応して素材を
ボロボロにしてしまう現象です。
具体的には、物質同士が水と反応して
分解されることを指します。
この現象は水解とも呼ばれます。
加水分解が起こると、元々結合して安定していた
物が分解されてしまいます。
分子が結びついていたものが、水と反応して
別々の2つの物質に分かれてしまうため、
元に戻すことはできません。
加水分解は、物質同士が結合した際に水に反応
しやすい性質を持つことによって起こります。
具体的な例として、合皮の靴やカバン、ソファー、
スニーカーのソールなどが挙げられます。
これらの素材は、水に弱く劣化しやすい性質を
持っているため、加水分解が起こりやすいです。
特に、ポリウレタンコーティングされた合皮は
加水分解しやすい素材の一例です。
加水分解を防ぐためには、以下の方法があります
○水分に触れさせない
加水分解しやすいものは水に触れさせないようにしましょう。
湿気を防ぐために除湿剤を利用することも有効です。
○熱を加えない
高温で湿度が高い場所に長時間さらされると
加水分解が進行します。
適切な保管方法を選びましょう。
○水分解したものは元通りにはならない:
一旦加水分解が起きると元に戻すことはできません。
予防が重要です。
身近な加水分解を起こしやすいものには、
合皮の靴やカバン、ソファー、スニーカーのソール、
プラスチック製品が含まれます。
注意深く扱い、加水分解を防ぐよう心掛けましょう。
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