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  • 革修復お客様の声
ルイヴィトン修理 ハンドルやショルダーと本体の接続部分の根革制作交換修理

ブログをご覧頂き有難うございます。

 

ルイヴィトンの根革交換修理を

ご紹介させていただきます。

 

ショルダーやハンドルと本体の接続部分は、

『根革』と言います。

 

 

負荷が掛かりやすく切れやすい部分になります。

 

 

モノグラムやダミエシリーズの素材は『トアル地』

といいまして、『ルイヴィトンオリジナル』

とても丈夫な素材で劣化しにくいですが、

パーツとして使用されているヌメ革

デリケートな革なので、トアル地より先に

劣化が始まります。

 

 

劣化した『根革』の切れた事例です。

 

DSC_0748

 

 

時系列で工程をご紹介します!

 

構造によりますが、「ジプシエール」

フラップから本体背面に「ふち革」があるので、

縫製を解いていきます。

 

 

ヌメ革は経年劣化で硬化するので、

負荷が掛かると、ひび割れや亀裂が入ってしまうので、

慎重に縫い糸を解いていきます。

 

 

DSC_0749

 

経年劣化でモノグラムや内部の素材が弱っている

場合もあるので、劣化が見られる場合、

何らかの補強が必要な場合がございますが、

『ふち革』を上から縫い付けるので、

補強してもその部分を隠すことができるので、

違和感なく仕上げることが可能です!

 

 

途中経過を見ると、ボロボロのバッグのように

見えますが、再縫製で生まれ変わります。

 

 

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使用するヌメ革は、交換してもバランスが

とれるよう、エイジングしたヌメ革を使用して、

取り外した「根革」の形状にカットします。

 

ここから、縫い目の穴、ラインを入れコバ加工をして

『ルイヴィトンらしく』仕上げていきます。

 

 

DSC_0751

 

 

縫い穴とふち周りのラインを入れ、

元のハンドルやショルダーに取付します

 

 

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形になってきました!

 

 

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専用のミシンを用いて手縫い感覚で、

『一針一針』丁寧に縫い付けていきます。

 

 

 

DSC_0770

 

 

この後、リベットを取付します。

 

取り外したルイヴィトンのロゴがあるリベットは、

接続部分を加工することで、再利用が可能です。

 

再利用をご希望の場合、別途費用が掛かります。

 

 

こだわりが無ければ、ロゴの無い類似のリベットを

取付させていただいておりますので、

 

ご予算に応じてお選びいただけたらと思います!

 

 

 

DSC_0771

 

 

ご紹介の「ジプシエール」は、

ロゴは気にならないとのことで、

類似の刻印の無い、リベットを打ち込みます。

 

 

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刻印を再利用した「アマゾン」の事例です。

 

 

 

 

 

最後に取り外したふち周りのヌメ革

元の針穴に併せ再縫製していきます。

 

古くなったヌメ革は、脆くなっているので

ボロボロにならないよう、慎重に再縫製していきます。

※ジプシエールは、劣化状態によりふち革の交換も必要になるケースがございます。

 

 

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ルイヴィトンのヌメ革は、新品の時は、

白に近いアイボリー系の色をしています。

 

部分交換の場合、白っぽいヌメ革で交換すると

浮いてしまい、不自然な仕上がりになります。

 

 

エイジングしたヌメ革を使用しているので、

部分交換でも違和感が出にくいと思います。

 

 

※全体の焼け具合により多少の差は出ますが、

ヌメ革は経年変化するので、徐々に馴染んできます。

 

 

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その他のシリーズ事例です。

 

 

 

 

『その他、シリーズの根革交換事例』

 

ルイヴィトンらしさを損なわないよう、

最善を尽くしております。

 

リペア教室(自分で直すdiy・オンライン教室もあります)

 

委託販売(どうせ売るなら高値販売・買取店より高値・リペア費用も不要)

 

買取します(職人育成にご協力ください・技術を次世代へつなぐ)

 

上記の取り組みは、職人育成を目的としています。



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沢山のエルメスを修復しました。
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