2020.04.13

レザーにシミが出来てしまった!レザーにシミが出来る原因とシミ抜きについて

みなさんはレザーは意外と水や油に弱いって知っていますか?

雨やちょっとした水滴、食べこぼしなどが、
レザーについてそのままにしておくと、すぐにシミになってしまいます。

そんなとき、除光液やアルコールで、
ふき取ろうとするのはちょっと待ってください。

レザーをうっかり除光液やアルコールで拭いてしまうと
後悔することになるかもしれませんよ?

レザーのシミはなぜできる?

スムースレザー・銀付き革

この画像はレザーの断面のイメージ図です。

この画像を見ていただくと、
レザーにはトップ層、バインダー層、革の3つの層から出来ているのが分かるかと思います。

トップ層はレザー本体へ汚れや傷がつくのを防いだり、
レザーに光沢感を持たせたりしている層です。

バインダー層はレザーに着色されている色の層になります。

そして、革は実際に使用されているレザー素材のことを表しています。

通常、傷や汚れはこのトップ層でブロックされるため、
レザーに付着した直後の汚れであれば、拭き取ることができます。

しかし、トップ層は液体が浸透しやすいという特性があります。

そのため、水や油などの液体で出来るシミは、
このトップ層の下、バインダー層や革そのものに浸透してしまいます。

この浸透した汚れがシミということになります。

シミが浸透してしまったバインダー層やレザーはトップ層でコーティングされ、
守られているため、拭いても汚れが取れないというわけなんです。

レザーのシミに関するお問合せはこちら

レザーにできたシミを除光液やアルコールで拭くとどうなるの?

ところで、いろいろな物のシミを拭き取るための定番アイテムといえば、
除光液やアルコールを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

除光液やアルコールはしつこい汚れでも溶かしてキレイにふき取ることができます。

でも、レザーに条項液やアルコールを使うのはNGなんです。

もし、誤って使ってしまうと…

シミはそのままでレザーの色が抜けてしまったり、
光沢が失われてしまったりすることになります。

一度レザーの色が抜けてしまったり、光沢が失われてしまうと、
素人ではどうすることもできなくなってしまいます。

レザーのシミに除光液やアルコールがダメな理由

レザーのシミに除光液やアルコールがダメな理由は、
レザーの構造にあります。

スムースレザー・銀付き革

前述したとおり、
シミはトップ層というレザーの表面に施されたコーティングの下に
浸透してしまった汚れで、簡単にふき取ることができません。

簡単に取れないからといって、除光液やアルコールで、
レザーの表面を拭いてしまうと、実はこのトップ層そのものを、
取り除いてしまうんです。

トップ層が取り除かれてしまうと、
今までトップ層が出していたレザーの光沢感が失われてしまいます。

さらに、バインダー層で使われている塗料は油性系の成分に弱いため、
拭いてもシミが落ちないということで、さらに拭いてしまうと、
色が抜けてしまってシミだけが残ることになってしまいます。

レザーへの除光液、アルコールの使用は絶対に避けましょう。

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レザーにシミが出来てしまった時はどうすればいい?

ネットでレザーの染み抜きについて調べると
いくつかの方法が見つかると思います。

どういったシミなのかが分かっている場合などは、
そういった方法を参考に染み抜きを行うのも良いと思います。

しかし、中にはいつのまにかついてしまったシミで、
なんのシミかわからないといった場合があります。

そういった場合、ネットで見た方法を手当たり次第に試すというのは、
レザーを傷つけてしまったり、シミを悪化させることがあるので、おススメできません。

また、染み抜きは慎重に長時間作業をしなければいけないので、
時間と手間がとてもかかってしまいます。

もし、シミを見つけた時には、出来る限り、
私たちのような、レザーの修復を専門で行っているショップへご依頼していただけると、
キレイにシミを抜くことができます。

レザーのシミ防止はどうすればいい?

レザーのシミでもっとも多いのは雨や水滴で出来る水シミです。
水シミはいつのまにか出来てしまうことが多いので、
気づかないうちにシミが出来ているということがよくあります。

そのため、レザーのシミ対策として効果的なのが防水スプレーです。

シミは液体がトップ層からバインダー層へ浸透してできてしまいます。

そのため、防水スプレーでトップ層をコーティングすることで、
液体がトップ層へ浸透するのを防ぐことができます。

実はコレもシミって知ってました?

レザーのバッグや財布を使っていると、
画像のような黒い点や線のような汚れがついていることはありませんか?

写真 2020-01-17 15 02 17

一見すると汚れのように見えますが、実はこれもシミだったりします。
こういったシミの場合、個人でキレイにシミ抜きするのは難しいのですが、
革修復どっとコムへご依頼いただければ、キレイにシミ抜きすることが可能です。

写真 2020-01-17 15 21 28

どうですか?
上の画像と同じ画像ですが、こんなにきれいにシミが取れているのすごくないですか?

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まとめ

レザーは簡単にシミがついてしまうので、
油断せず、日ごろのメンテナンスが大切になってきます。

しかし、メンテナンスをしていても、
ひょんなことからシミが出来てしまうこともあります。

シミをキレイにするためには正しい知識と技術、
根気が必要になってきます。

大切なバッグを長く使いつづけるためにも、
一度私たち革修復どっとコムへご相談ください。

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