この記事では、「Louis Vuitton(ルイヴィトン)」の修理を行ってきた実績から、ルイヴィトンをモデルにしたバッグや財布の修理事例をもとに、ご提案できることをまとめてみました。
ルイヴィトンに限らずバッグや財布に問題が生じたら、気になるのはやはり、修理費用・そしてどのように仕上がるのかだと思います。
破損状態から、修理内容や料金の目安、修理に出す際のポイントを事例ごとに紹介します。
ルイヴィトンと言えば、代表的な素材として、モノグラムなどに使われているトアル地をはじめヌメ革など、様々な素材が使われており、構造も特徴的でバラエティーです。
人気の高いルイヴィトンですが、素材とデザイン性から破損が出ると簡単な修理から厄介になるケースもあります。
修理だけを考えるのではなく、修理した感が極力残らないように、様々な状態に応じて事例と併せ、ご提案させていただいております。
この記事の目次
レザーの破れと言っても部位が色々あります。
部位の呼び方も様々で、分かり難いこともあるので、交換する部位は明確にした方が良いと思います。
before/aftreの画像を用いてのご紹介です。
ルイヴィトンで多く使われているヌメ革を中心に修理事例をピックアップしてご紹介させていただきます。
パイプ状の心材があるタイプで丸形ハンドルと言います。
四角い金属の接続部分を「カクカン」と言います。
接続部分の裏側が丸くなったタイプは、ミシンが通せないので、手縫いで縫製します。
ルイヴィトンのスピーディーシリーズのハンドルは折り返し裏面の縫い目が曲線(アール)になっています。
直線か曲線かで料金が変わります。
ルイヴィトン スピーディーミニ | ルイヴィトンサックプラ |
ヌメ革ハンドル交換修理 | ヌメ革ハンドル交換修理 |
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制作交換費用 22,000円(税込)~
革と革を縫い合わせた平らな形状のハンドルです。
『平型』のハンドルとなります。
四角い金属の接続部分を「カクカン」と言います。
カクカンに巻き付けてあるか、本体に直接、縫い込まれているかで料金が変わります。
直接縫い込まれている場合、本体側の縫製を解き、再縫製が必要になります。
再縫製費用も含めての料金となります。
ルイヴィトンルコ |
ハンドル交換修理 |
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画像は、ルイヴィトン ネヴァーフル シリーズのハンドルにになります。
ルイヴィトンらしく仕上げるには、形とカットラインが重要です。
型を取り縫い目を入れて制作して、縫い付け致します。
ルイヴィトン ネヴァーフル |
ハンドル交換修理 |
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スムースレザー |
ハンドル交換修理 |
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制作費用 17,600円(税込)~
ルイヴィトン盛り付けタイプ
ルイヴィトンのビジネスバッグに見られる形状のハンドルです。
内部芯材が入っており、持ち手部分が盛り上がった厚みのあるタイプになります。
タイガセルヴィエット |
ハンドル交換修理 |
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別途料金が必要になりますが、ここから本体に合わせて色合いを染めて合わせることも可能です。
ご希望に応じて対応させていただいておりますので、同じ色じゃないないとダメって場合は、色合わせも含めて、ご検討いただいております。
ルイヴィトンカラーに調色して色を合わせます。
モノグラムのメンズビジネスバッグ(セルヴィエット コンセイエ)のハンドル交換です。
丸みを帯びてしっかりとした厚みがあるハンドルです。
破れた状態 | 制作交換事例 |
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制作費用 19,800円(税込)~
よく部位として間違えられるのが、ルイヴィトンモノグラムに縫い付けられている本体側の接続部分です。
接続部分は根革と言って、別費用が掛かります。
ルイヴィトンヌメ革 |
根革交換修理 |
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ルイヴィトン修理費用など詳しくは、こちらをご覧ください!
根革制作費用 7,700円(税込)~
2本のベルトで長さ調整ができるベルトタイプと長さ調整が無い1本タイプかで料金が変わります。
ルイヴィトンのバッグで多く見られるのは事例のベルトタイプです。
ルイヴィトンバッグ |
ショルダー交換修理 |
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リュックの場合は基本的に2本のショルダー交換になります。
ふち周りの縫製とバニッシュ(コバ)を外して、バッグの内部から縫い付けして元に戻します。
ルイヴィトンエリプス サックアド |
リュックタイプ交換修理 | 金具は再利用します。 |
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ショルダー制作費用 22,000円(税込)~
ルイヴィトンヌメ革 ショルダーの違和感なく品質良く仕上げるポイントは、バックル部分の細かな構造です。
縫い糸も類似素材になりますが、違和感なく仕上がります。
ショルダーには、長さ調整できるベルトタイプとバックルが無い1本タイプがあります。
費用は、バックルがあるベルトタイプが高くなります。
ルイヴィトンリペア修理費用など詳しくは、こちらをご覧ください!
革修復どっとコムにご依頼いただいたお客様から画像付きで感想や想いを頂きました。
本体を解体するオーバーホール修理と修理となります。
長さ・構造・本数で料金が変わります。
ルイヴィトンヌメ革パイピング交換 |
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ルイヴィトンモノグラムミニのバッグですが、キャンパスパイピングから、本体に合わせたスムースレザーで交換しました。
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手前側に置かれているものは外したパイピングになります。
曲線に合わせて曲げられるように細かな刻みが入ってます。
パイピング交換修理 |
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パイピング交換費用 外周1ライン 22,000円~
細くパイプ状に本体周りにあるものが、部位としてパイピングと言います。
実際、革の内部にはパイプが通してあります。
余り予算を掛けたくない場合、破れた部分の上から革を巻く方法もございますが、個所数によりバッグの解体作業が同じになるので範囲が広い場合や複数破れが見られる場合、交換を推奨させていただいております。
薄く剥いだ革を巻く方法のイメージ仕上りです。
ルイヴィトンヌメ革 |
パイピング巻き付け修理 |
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革巻き修理 6,600円(税込)~
ルイヴィトンソローニュ |
ヌメ革のふち革交換 |
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ルイヴィトンボスフォール
外周全交換
フラップ裏面の仕上
表面を重視する上で、裏面にステッチのずれが生じる場合がございます。
最善は尽くしますが、仕上り感として、ご了承いただきたい点になります。
ルイヴィトンソミュール |
ふち革交換修理 |
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バッグふち革交換費用 27,500円(税込)~
ルイヴィトンマルチカラー財布の縁取りラインの交換です。
コーナーの金具は、基本的に再利用可能ですが、弱っていると外すときに割れが出てしまいます。
割れが出た場合、金具が無い仕上がりとなります。
マルチカラー財布 |
ふち革交換修理 |
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同じくできるだけ歪みが出ないよう手縫い感覚で縫い付けできるミシンを用いて縫い付けしますが、厚みがあるお品物は少なからず裏面に多少のズレが生じてしまうことがあります。
この理屈は、例えると用紙を切るとき、1枚だけなら真っすぐに切ることが出来ます。
紙を20枚くらい重ねて切ると少しずつズレが出るときと同じ感じの症状になります。
熟練の技が必要になる修理になります。
スムースレザー財布 |
ふち革交換 | 側面 |
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財布ふち革交換費用 27,500円(税込)~
表面を重視する上で、裏面にステッチのずれが生じる場合がございます。
最善は尽くしますが、仕上り感として、ご了承いただきたい点になります。
パイピングとよく間違われる部分ですが、丸く巻かれていないふち周り部分を、ふち革と呼んでいます。
トリミングとも言います。
文字通り入り口周りの縁取りされた部分を口革と呼んでいます。
口革とふち革があるタイプの場合、交換する部位の認識違いが出ないように別けて呼ぶようにしています。
入り口周りは、口革
側面は、ふち革
となります。
ルイヴィトンバケットバッグの口革交換 |
交換前 | 交換後 |
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こちらは、ルイヴィトンの人気の高いネヴァーフルバッグです。
⇨部分を口革と言います。
バッグの入り口周り外周の交換修理となります。
ルイヴィトンネヴァーフル |
口革交換修理 |
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口革と併せ、ハンドルと根革を交換しました。
エイジングしているヌメ革を使用するので、交換しなかった底のパイピングとの色合いの差もあまりない仕上がりなので、違和感なく交換が可能です。
中央の刻印があるプレートも再利用して縫い付け致しました。
ルイヴィトンディライトフル |
口革交換修理 |
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口革交換費用 17,600円(税込)~
ルイヴィトンのバッグやお財布周りのレザーを交換する修理は、オーバーホールやレストアに近い修理工程になります。
痛みが出ないよう、慎重に縫い目を解き、バニッシュ(コバ)がある場合は再加工して再現します。
ハンドルやショルダーと本体をつないでいる部分を根革と言います。
長方形やひし形などの形状があり、本体に長く伸びたライン状のタイプがあります。
交換する個所数と刻印があるリベットの有無、再利用するか否かで料金が変わります。
ロゴ入りカシメ |
再利用修理事例 |
ルイヴィトンアマゾン | ルイヴィトンエリプス |
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リベット再利用修理 1箇所 4,400円(税込)~
ルイヴィトンのリベットはドットタイプ(打ち込み)タイプなので、取り外すと再利用ができませんが、接続部分の金属を加工すると表の刻印がある側は再利用が可能となります。
加工費が掛かりますが、人気の高が高く、再利用を選択される方が多いです!
ご希望に応じて対応させていただきます。
ルイヴィトン リベット(かしめ)の交換 |
ロゴのリベット再利用修理 | 類似品で交換 |
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リベット交換 類似品 3,300円~
ルイヴィトン刻印リベット再利用の場合 4,400円~
類似品に交換する場合は、近いゴールドで同じくらいの大きさのボタンを取付します。
見た目が悪くなることはございませんが、ルイヴィトンのロゴが無くなります。
リベットが無い根革の交換事例 |
ルイヴィトントローター交換事例 | ルイヴィトンポシェットボスフォール交換事例 |
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根革制作交換 7,700円(税込)~
根革は、2箇所から4箇所のパターンがあります。
他に問題がなければ、1箇所交換からのご依頼も可能です。
以下の事例は4箇所交換になります。
長いタイプもありますが、ショートタイプじゃなく長く伸びたタイプもございます。
ルイヴィトンのキーポールです。
ボストンバッグの場合、反対側のハンドルまで伸びているので、オーバーホールとなり、全て交換が必要になります。
付け根部分だけ切れている場合、上から薄革を充てて同じように縫い付けする方法もありますが、修理痕が残ります。
見栄えより機能性を重視し問題なく使えれば良しとする場合、お申し出頂けたらと思います。
ルイヴィトンキーポールボストンバッグの根革ライン交換事例 |
正面 | 底面 |
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バビロン(側面下まで伸びたタイプ)は、底面で別れるため、正面と背面の4ラインになります。
底面の横帯ラインが劣化している場合、縫い込む際に割れが生じる事があるので、交換が必要にアンるケースもあります。
ルイヴィトン バビロン根革ライン交換修理事例 |
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ルイヴィトン ジャンヌ(側面全体)
縫い目の有無でも料金が変わります。
ジャンヌは本体に縫い込まれているタイプになります。
同じくオーバーホールとなります。
ルイヴィトン ジャンヌ側面根革ライン交換事例:縫い付けタイプ |
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根革ライン1本 17,600円(税込)~
ルイヴィトン根革交換修理の作業工程を詳しく解説!
画像をクリックすると詳細を確認できます!
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画像のようにコーナー4箇所に縫い付けられた部位になります。
ルイヴィトンのシリーズ名で言うと、ハムステッドやアマゾンに見られます。
構造から内張を外し、解体が必要になるので、オーバーホール的な修理となります。
ルイヴィトンハムプステッドのコーナーレザー交換修理事例 |
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扇形コーナー交換 1箇所 11,000円~
レザーなど、ボロボロになった場合、各部位に併せて制作して交換をさせていただきます。
使用するレザーの選定、縫製を解く範囲と再縫製、構造とバニッシュ(コバ)の有無でお見積もりをさせていただいております。
縫い目がボロボロで縫い付けができない状態や完全に破れた状態の場合、交換が必要になります。
レザーの選定・手染めにて色合わせ・解体と再縫製・ふち周りのバニッシュ再加工が修理の内訳になりますが、一面張り替える時にとても重要なのが使用するレザーです。
革には表情があり、様々なシボ(シワや型押し)があるので、違うレザーを選ぶと仕上がりに大きな差が出てしまいます。
同じようなレザーが在庫の中にあれば、スムースな納期で対応できますが、入手に時間が掛かった場合、革を入手してから作業にかかるため、少しお時間を長くいただく場合がございます。
ルイヴィトンモンソーバッグのマチ制作交換事例 | ルイヴィトンエピラインマチ制作交換事例 |
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バッグマチ交換 33,000円(税込)~
こちらはお財布のマチ部分です。
ルイヴィトンの特徴的な型押しのされたキャメル色のレザーです。
細部に若干の手作り感が出る場合がございますが、見栄えよく仕上げることが可能です。
ブランド品で大事なことは、やはり修理した感が人から見てわからないことと自負しております。
ただ構造や状態によっては、細部の美観に影響が出ることがるので、予めご了承いただきたく存じます。
勿論、お受けさせていただく前に想定できることは、出来るだけ詳しくご説明させていただきます。
そのうえで、ご納得いただいてから正式に受け賜わる流れになります。
ルイヴィトンお財布のスムースレザー マチ交換修理 |
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財布マチ交換 27,500円(税込)~
革巻きタイプのスナップボタンです。
内部レザー部分に併せ色合わせをされるか否かで料金が変わります。
余り費用を掛けたくない場合は、ご用意できる範囲で近い色の革で交換いたします。
破れが無く擦れて色があせた状態の場合は、染め直しが可能です。
染め直しの場合は、元の色合いで調色いたします。
ルイヴィトンモノグラム ラブレットの革巻き交換修理事例 |
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・ルイヴィトン ベルト・ストラップ
開閉時に金具の付け根にある摘み革です。
ルイヴィトンヌメ革の摘み革交換修理
ルイヴィトンネヴァーフルの両側面のベルト交換修理になります。
フラップ中央のベルトになります。
型枠があるので、先端のアールをきれいにラインだしすることが出来ます。
型が無いと歪になるケースがあるので、らしく仕上げる上で重要なポイントになります。
ルイヴィトンヌメ革のベルト交換修理
こちらも型がありますので、キレイなラインだしが可能です。
ルイヴィトンヌメ革のベルト交換修理
ベルト・小物交換費用 6,600円(税込)~
ルイヴィトンの底面は、構造的に部分交換をすると他の部分が割れてしまうため、セットでの交換が必要になります。
横帯と底面全体、その間にあるパイピングと3か所全交換が必要になります。
構造的にオーバーホールとなりますが、交換する部位はご希望に応じてお選びいただくことが可能です。
ルイヴィトンヌメ革の底面交換修理
底面一式交換費用 33,000円(税込)~
裏面のゴム交換されるか否かで料金が変わります。
ルイヴィトンの刻印は無くなりますので、予めご了承いただきたく存じます。
肩当て交換費用 7,700円(税込)~
接続部分のパイピングが劣化している場合、再縫製でボロボロになるので、併せて交換が必要になるケースがございます。
ルイヴィトンのパーツは部品としてあるものを交換するわけではなく、その都度、形状に合わせ全て制作して交換しています。
ルイヴィトンのヌメ革部分を全て交換した場合、新調感が出ます。
費用は高くなりますが、部分交換も全交換も解体する工程が、ほぼ同じなので部分交換より割安になります。
古くてぼろぼろのルイヴィトンが生まれ変わる劇的な修理です!
ルイヴィトンキーポールのヌメ革全交換修理
リュックタイプ
全交換はオーバーホールになるので、費用もかなり高くなりますが、トアル地(モノグラムやダミエ生地)に問題がなければ、新調感も出て、今後、長くお使いただけると思います。
お好みに併せ色を変えることも可能です。
画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。
ルイヴィトンソミュールのヌメ革全交換修理
ルイヴィトンリペア修理費用など詳しくは、こちらをご覧ください!
ルイヴィトンは精密度の高い商品があります。
そのため、場所や劣化状態によっては、お直しができない場合や交換するとルイヴィトンらしさが無くなってしまう修理は、残念ながらお直しができません。
ただ、お品物に思いがあり、ご了承いただける場合は、何らかのご提案が出来るよう、職人とミーティングの上、必要な工程と仕上り感、お見積もりをさせていただきます。
現物診断も無料でさせていただいております。
修理ができな状態の場合や現物診断後にキャンセルいただいた場合、
往復の送料のみお願いいただいてます。
お品物を現物で診断ご希望の場合、お電話でご連絡後、お品物をお送りいただけたらと存じます。
受付電話番号:0776-25-2027
カードケース中央仕切りの破れ
残念ながら、修理交換ができません。
切れた部分の上から縦に縫込みを入れるステッチ補強であれば、ご提案可能になります。
縫い入れ修理 4,400円(税込)~
ルイヴィトンのモノグラムやダミエシリーズはトアル地と言われる合成皮革素材になります。
合成皮革素材の剥がれや割れは基本、お直しができません。
ただ、状態によっては目立たなくできる場合があるので、事例をご紹介させていただきます。
範囲が広い場合や完全な割れは、お直しができません。
・剥がれ
【剥がれた角部分と白っぽいくすみ】
【白っぽい状態は少し残りましたが、角の剥がれは目立たなくできます】
【加工前の状態】
【加工後】
ウレタンで傷を埋めて色を合わせる方法になりますが、剥がれて見栄えが悪い状態が少しでも目立たなくなればとのお考えとひび割れの保護を目的としてご検討いただけたらと存じます。
・ひび割れ(クラーク)
ルイヴィトンダミエの破損事例です。
スマートフォンケースなど折山に入った亀裂は残念ながらお直しができません。
ひび割れが残ることをご了承の上、保護させていただきました。
補強した感が残りますが、ご了承の上、ご検討いただくメンテナンスになります。
上から革を充てる方法もございます。
デザインが変わるので、保護を目的としてご検討いただく修理になります。
ふち周りの縫製を解き内側を外して内部から縫い付けて縫製を解く工程になるので、ふち周りの劣化状態にっては、修理ができないこともございます。
・ルイヴィトン財布革当て縫込み修理
中央部分全体に革を充てて縫い込みました。
裏面に縫い目が出ないよう、ふち周りの縫製を解いて充て革をして、ふち周りの縫製を戻す修理になります。
ご予算は、内側の構造で変わりますが、約10000円~
バッグの場合は、約20000円~が目安となります。
・変色(ダミエ)
ルイヴィトンのダミエシリーズは、エベヌとアズールシリーズがありますが、変色を目立たなくできるのはエベヌになります。
ルイヴィトンダミエエベヌ バッグの加工事例
【メンテナンス前の状態】
ルイヴィトンダミエエベヌ 財布の加工事例
【メンテナンス前の状態】
完全に元のようにお直しができるメンテナンスではないので、少しでも変色や色褪せが目立たなくなればとのお考えで、ご検討いただけたらと思います。
ご予算的には、範囲で変わりますが、約4000円~
バッグの場合は、約15000円~になります。
ルイヴィトンのモノグラムやダミエについて、詳しく解説
ルイヴィトンの修復事例をご紹介させていただいております。
多数の事例からご確認いただけたらと思います。
【ルイヴィトンリペア修理辞典】
高価なルイヴィトンなので、季節ごとに使い分けていたり、よそ行きとして使わない時期は、保管される方も多いと思いますが、大事に保管していたつもりが使おうと思ったら、内部がボロボロべたつきがでてしまうケースがあります。
ルイヴィトンの内部は、合成皮革素材が使われている商品が多いのですが、保管中の高温多湿が原因で加水分解をおこし、可塑剤(かそざい)が抜けて結合していた成分が分離しベタツキが生じてきます。
詳しくは、こちらでご案内させていただいております。
ルイヴィトンバッグの内部にベタツキがでたとき
ルイヴィトンの財布は、素材、構造、形状などとてもバラエティーです!
構造が細かくオーバーホールの際に、他の部分が悪化することもあるので、難易度が高い修理になります。
例えば小さな機械は、意外に高いと感じたことがあると思いますが、精密機械は精密度が高ければ高いほど、金額が高くなります。
これと同じ理由からルイヴィトンのお財布は、比較的高く感じられる方が多いようです。
お見積もりは無料でさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。
ルイヴィトン二つ折り財布のお札入れ張替え修理
ルイヴィトンモノグラムの仕切りコインケース内の張替え修理
ルイヴィトンエピライン三つ折り財布のお札入れ張替え修理
【張替え前の状態】
【張替え後】
ルイヴィトンラウンド財布 コインケース内部の張替え修理
ルイヴィトンモノグラムのコインケース内部張替え修理
合成皮革素材は表皮が剥がれると布地が見えます。
財布内側張替え 1箇所 13,200円(税込)~
張り替える生地は、ご用意できる範囲で近い色を選んで交換させていただいております。
表面は問題ないですが、裏面の縫い目にステッチのずれが生じることがございます。
張替えにあたり、ご了承いただく点になります。
ルイヴィトンのお財布など小物は精密度が高いので、バッグより料金が高くなる場合があります。
ルイヴィトンリペア修理費用など詳しくは、こちらをご覧ください!
事例1
ルイヴィトンのバケットバッグです。
ポケット回りのレザーやチェーンなど構造はそのままで生地だけ変わります。
ルイヴィトンバケット 内部張替え修理
ルイヴィトンの内部が合皮の場合、最初は軽いベタツキですが、ベタツキが出て放置すると、このようにボロボロになってしまいます。
このような状態になると、張り替えが必要になります。
ルイヴィトンのチェーンや刻印が入っているポケット回りのヌメ革は再利用して縫い付け致します。
ルイヴィトンバケット内部の張替えは、入り口周りのヌメ革の状態、付属のポーチの有無で料金が変わります。
ご予算は、約27000円~37000円になります。
事例2
ルイヴィトンのバッグで多いケースとして、本体内部は本革でポケット内部のみ合皮が使われているケースがございます。
そういった構造の場合、ポケット内部のみの張替えが可能です。
ポケットの外側は本革になるので、もし色褪せがある場合、染め直しでメンテナンスが可能になります。
ルイヴィトンバッグの本体内部は本革でポケット内部のみベタツキが出て張替え修理をした事例です。
事例3
ルイヴィトンポルトドキュマンの張替え修理
事例2と3はポケット内部のみの張替えになります。
本体内部は本革など問題が出ないので再利用してポケット内部のみ張替えをさせていただきます。
事例4
バニティーバッグの張替え事例です。
パーツは同じように移植して取付いたします。
ルイヴィトンバニティーの内部総張替え修理
事例5(アクセサリーポーチ)
ルイヴィトンエピラインのポーチ張替え修理
事例6
ルイヴィトンロゴの有るラベルは再利用して縫い付け致します。
バッグ内側張替え 22,000円(税込)~
財布の場合 構造と収納個所数で変わりますが、
目安として約13000円~40000円
簡単な構造の場合は、上記よりお安くなるい場合もございます。
バッグの場合 約27000円~37000円
くらいになります。
同じく簡単な構造の場合、お安くなります。
工程としましては、財布の方が構造的に小さく精密度がバッグより高いため、費用が少し高くなる場合がございます。
内部の張替えは、大きさより精密度で料金が変動します。
・ルイヴィトンのベタツキ・・・原因や劣化について詳しく知りたい方は、こちらをご覧頂けたらと思います。
ルイヴィトンモノグラムお財布の補強修理事例です。
ルイヴィトンのホツレは、折山近辺によくみられる症状になります。
ミシンで縫い付ける方法と手縫いで縫い付ける方法がございます。
ミシンで縫い付ける場合、元の針孔から糸がずれる部分が生じますが、費用はお安く修理可能です。
補強だけできればとのお考えの場合、ミシンをお選びいただけたらと思いますが、縫いつけする部分の劣化が激しい場合、ボロボロになるので、ご希望いただいても手縫いになる場合がございます。
はみ出した革はカットして、縫い合わせをしてバニッシュ(コバ)の再加工とトアル地の剥がれを保護した事例になります。
バニッシュとトアル地の保護は、ご希望に応じてメンテナンスをお選びいただけます。
ルイヴィトンモノグラムの内側レザーに弛みが出る要因は、モノグラムの生地が経年変化で収縮して内側のレザーとの差が出てしまうことが要因になります。
モノグラムやダミエの反りも残念ながらお直しができません。
ルイヴィトンの財布は経年劣化で折山近辺の縫い目が解れてきます。
そのまま放置していても使えないことはないですが、放置しているとトアル地が剥がれてきます。
ひび割れの原因にもなるので、早めに補強された方が良いと思います。
ルイヴィトンのモノグラムやダミエなどトアル地のホツレと併せて傷んでくるのが、バニッシュ(コバ)の剥がれとトアル地の捲れになります。
小さなうちは、目立たなくすることが可能です。
状態により、あわせてご検討いただく項目もございます。
ホツレやふち周りに問題が生じたら、ご検討いただけたらと思います。
ホツレ修理は、範囲によりますが、約2000円~6600円
トアル地捲れバニッシュ再加工は、約6600円~8800円
くらいがご予算となります。
ルイヴィトンのスナップは、内部のばねが広がるとしまりが悪くなります。
凹凸両方の留め具がありますが、基本的に凹側の交換で改善することが可能です。
ルイヴィトンダミエエベヌ財布の事例凹側
交換するとルイヴィトンのロゴが無い類似品に変わってしまいます。
上の画像は正常な状態です
下の画像は、バネが外れやた状態です。
スナップ交換 3,300円(税込)~
日常的に使用するお財布はとくに不具合が出やすくなります。
状態に応じてご提案が変わります。
ルイヴィトンのファスナー修理について詳しく解説しています。
事例1:閉じても開いてしまう状態
スライダー自体に何らかの不具合が出た状態になります。
事例2折れた状態
折れた状態もスライダー交換が必要です。事例3の割れも同様となります。
事例3:割れた状態
スライダー交換 4,400円(税込)~
事例の状態は、ファスナー自体に破れやエレメントの剥がれが無い状態になるので、スライダーの交換で改善ができる状態になります。
ルイヴィトンのロゴがある引手は、再利用が可能です!
ルイヴィトンファスナー修理費用など詳しくは、こちらをご覧ください!
事例1
ルイヴィトンモノグラムバッグのファスナー生地が裂けた状態でした。
破れたファスナーを解いて取り外します。
手前は外したルイヴィトンの正規ファスナーになります。
モノグラムに外した縫い痕が残るので、元の針孔に併せて縫い目を入れていきます。
ルイヴィトンらしさを損なわないよう、縫い目のステッチもほぼ同じ色で縫い付けていきます。
交換するファスナーは類似品にはなりますが、ぱっと見た感じでは、分からないほど近いファスナーで交換を致しております。
使用するファスナーはトップシェアを誇るYKKなので、丈夫で長持ちします。
事例2
ルイヴィトンエリプスバッグの交換修理事例
エルプスは曲線の開閉口になるので、曲線に併せ縫い付けていきます。
事例3
ルイヴィトンアンフィニバッグの交換修理事例
ルイヴィトンのダブル開閉ファスナーは、エクセラータイプを使用しないと開閉が固くなってしまうので、出来るだけルイヴィトンの正規部品を活かす方法のファスナーを選んでおります。
事例4
ルイヴィトンリュックタイプの修理事例
事例5
ルイヴィトンラウンドジップの修理事例
事例6
ルイヴィトン財布コインケース部分の修理事例
事例7
ルイヴィトンモノグラムトラベルケースの修理事例
バッグファスナー交換 16,500円(税込)~
布地部分に破れが少しでもみられる場合は、ファスナー全交換が必要になります。
類似品の交換となり、正規の引手プルタブは再利用して取付させていただきます。
お財布のファスナー交換のみ手縫いコースとミシンコースをご用意させていただいております。
ミシンの場合、裏面の縫い目に若干のズレが生じる場合があります。
お財布など小さいものは、バッグと比べると割高になりますが、小さい部品は精密度が高くなるため、ご予算に応じてコースをお選びいただく流れにさせていただいております。
ルイヴィトンファスナー修理費用など詳しくは、こちらをご覧ください!
ファスナー修理を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ルイヴィトン刻印プルタブ メッキ加工の事例になります。
スライダーから取り外して加工後、取付いたしますが、スライダー交換とセットの加工が必要になります。
ルイヴィトンファスナープルタブのメッキ加工修理事例
メッキ加工 11,000円(税込)~
レザーの色褪せ・傷・変色・シミ汚れは、新たに銀面を生成することで、見栄えよく修復が可能です。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
画像をクリックするとbefore/afterと詳細をご覧いただけます。
ルイヴィトンアンプラント財布の染め直し修理
ルイヴィトンマヒナ財布染め直し修理
ルイヴィトンパンプキン染め直し修理 草間彌生コラボ
ルイヴィトンエピライン財布の染め直し修理
クレンジング・補色(染め直し)・艶調整 9,900円(税込)~
その他、多くの事例からご確認いただけます。
【ルイヴィトンリペア修理図鑑】
ルイヴィトンリペア修理費用など詳しくは、こちらをご覧ください!
画像をクリックするとbefore/afterと詳細をご覧いただけます。
ルイヴィトンエピライン角擦れ染め直し修理
ルイヴィトンモノグラムアルマ ヌメ革表面加工修理事例
ルイヴィトンタイガラインバッグ染め直し修理
クレンジング・補色(染め直し)・艶調整 18,700円(税込)~
ルイヴィトンのレザーに色褪せや擦れが生じた時のメンテナンス方法
アルコールでモノグラムが白く濁った状態です。
これはシミではなくモノグラム面がアルコールで化学反応を起こした症状になります。
詳しくは、画像をクリックしてご確認ください!
ルイヴィトンモノグラムの白く濁った状態の修理事例
白濁修復加工 8,800円(税込)~
ルイヴィトンのトアル地が白く濁ったとき
詳しく解説しています。
白い濁り実はシミじゃないんです!
保管中に湿度が要因でべたつきが発生することがあります。
バニッシュ部分は革ではなく袷を隠すコーティングになるので、高温多湿状態が長く続くと、加水分解が生じて、可塑剤が抜けて、ベタツキが生じます。
可塑剤は、分かりやすく言うと繋ぎ合わせる役割の成分です。
剥ごうされた溶剤が分離してベタツキが出てきます。
海外から輸入しているブランドの事を、インポートブランドと言います。
海外で作られた溶剤と日本国内で作られた溶剤は、名前は同じでも気候に応じて配合を変えています。
海外で作られた合成素材やコーティング系の溶剤、プラスチックでも見られる傾向となります。
ベタツキがでたバニッシュを取り除いて新たに配合を変えて再加工いたします。
画像をクリックするとbefore/afterと詳細をご覧いただけます。
ルイヴィトンバッグの再加工修理【べたつき改善】
ルイヴィトンエピのハンドル部分の剥がれ修理
バニッシュ(コバ)除去・再加工 11,000円(税込)~
・ルイヴィトン ベタツキの要因を解説します!
大切に保管していたつもりが・・・
押し入れやクローゼットは危険がいっぱいです。
・ルイヴィトンべたつき対策&対処方法
大切なルイヴィトンを高温多湿から守ろう!
ルイヴィトン バニッシュ(コバ)の修理
一般的には、コバと言いまして、革と革の袷を隠す部分になります。
ルイヴィトンブティクなどブランドでは、バニッシュと呼んでおり革修復どっとコムもブランドの価値に併せ、バニッシュと呼ぶようにしています。
キャンパス生地は基本的にクレンジングとしみ抜きのメンテナンスになりますが、補色したり色素を引き立たせることで見栄えが良くなることもあります。
画像をクリックするとbefore/afterと詳細をご覧いただけます。
ルイヴィトンモノグラムミニ デニム財布の色褪せ修理
ルイヴィトンバッグに色移りしたシミ抜き
着用時に洋服の色が移りシミになった状態でした。
部分しみ抜き・補色・艶調整 6,600円(税込)~
ルイヴィトンヴェルニシリーズの素材はパテントレザーと言いまして、エナメル製品になります。
しみが浸透すると基本的にしみ抜きができません。
パテント層までの浸透だと抜けることもありますが、ほぼ抜けないと考えた方が良いと思います。
上から塗装する方法もありますが、ルイヴィトンの価値を損なう可能性が高いので、革修復どっとコムでは、パテントに染料を浸透させて染め変える方法を推奨させていただいております。
光沢をそのままに生かすことが可能ですが、艶感が無くなっている場合、艶出しの加工も必要になります。
変色した状態も同じように染め変えを推奨させていただます。
画像をクリックするとbefore/afterと詳細をご覧いただけます。
ルイヴィトンヴェルニにシミが浸透
エナメル染め変え
財布 17,600円(税込)~
バッグ 48,400円(税込)~
多数の事例はこちらからご覧いただけます。
こちらからご確認ください。
【ルイヴィトン修理図鑑】
ルイヴィトンパスケースのフィルム交換修理
フィルム交換費用 7,700円(税込)~
ダミエトアル地劣化の革当て補強
機能性を重視した補強修理になります。
モノグラムやダミエは合成皮革素材のため、本革のように染め直しや傷の形成ができません。
小さな剥がれ程度は目立たなくできますが、画像のように負荷がかかりやすい折山近辺の剥がれた面が広い場合は、上から出来る限りデザイン的に革を充てて補強をさせていただきます。
形状は、ご希望に応じて対応が可能です。
ルイヴィトンモノグラムの修理事例
両サイド革当て補強 2箇所 13,200円(税込)
・ルイヴィトンのモノグラムやダミエは本革?
ルイヴィトンで人気の高い定番となっているモノグラムですが、マルチカラーなどのラインナップもございます。
その他に同じように人気の高いチェック調が特徴のダミエ、ダミエもアズールやエベヌなどのラインナップがございます。
素材名でいうと、「トアル地」と言いまして、綿の表面に塩ビ加工がされた合成皮革素材になります。
とても丈夫な素材ですが、合成素材なので、ひび割れがでたり剥がれてしまうと残念ながら元のようにお直しができません。
軽い剥がれであれば、革修復どっとコムオリジナルの配合で開発したトアル地捲れ修復剤で目立たなくすることが可能です。
しかしながら、範囲が広い状態であったり、負荷がかかりやすい場所に剥がれが出ている場合は加工が出来ないこともあるので、一度、お問い合わせいただけたらと思います。
デザイン的に革を充てるなど、何らかのご提案が出来る可能性があります。
想い入れの深いお品物の時にご検討いただけたらと思います。
詳しくは、こちらからご確認ください。
ルイヴィトンは、ご覧いただいた通り構造や素材が豊富なので、機能性と見栄えの両面からメンテナンス修理内容を選ばれてはと思います。
例えば、表面のシミ汚れや色褪せ、内部がボロボロ、レザーも傷んでいるなど見た目では、もうダメかなって思っても、ご提案できる場合は出来る限りご提案をさせていただきます。
諦めて使っていないタンスの肥やしになっているアイテムがあれば、遠慮なくお問い合わせください!
こんな状態のバッグや財布を問い合わせるのも恥ずかしい・・・
なんて思っている方も、全然、恥ずかしい事じゃなく、修理できるのかなって思っていただけただけで、地球環境の取り組みに繋がりますので、とても素晴らしいことだと思います!
私たち「革修復どっとコム」は、MOTTAINAI(もったいない)を広めることを提唱している平和賞を受賞された、国連平和大使のワンガリ・マータイさんに賛同して様々な取り組みをさせていただいております。
主な活動としては、職人の育成です。
詳しくは別の章で説明いたしております。 革職
どの様な状態でも、まずはどの程度まで修復が可能か?
ブランド専門で積み上げてきた実績から、診断士が確認して職人とミーティングをして可能な場合、ご提案をさせていただきます。
でも予算が・・・問い合わせするにも不安がよぎると思います。
革修復どっとコムでは、画像診断を無料でさせていただいております。
もし画像で診断ができなかった場合は、現物診断で正式に診断結果をご提示させていただいておりますが、現物診断も無料でさせていただきます。
現物診断でかかる費用としては、往復の送料のみとなります。
返送にかかる梱包費(段ボールなど)は革修復どっとコムで負担させていただいております。
現物診断で費用が掛かるケースとして、シミや臭いになります。
理由は、テストなど施工して見ないと判断が出来ない場合、テスト費用を少しお願いする場合がございます。
画像は最大で12枚添付できるので、気になる部分や破損個所をお送りいただけましたら、状態に応じてご提案させていただいております。
※なお、お問い合わせいただいたからと言って、その後、迷惑的な勧誘メールを送るなどの行為は一切、致しておりませんので、ご安心ください。
診断結果のみご案内させていただいております。
診断結果を見ていただいてからのご質問は受け賜わらせていただいております。
・もしご予算に見合わない場合
革修復どっとコムでは、技術の継承を真剣に考えています。
次の世代に襷(たすき)を渡していく取り組みです。
もし、いたんだお品物がある程度、修理できる状態でも予算に見合わず使う予定がない場合、一度、そのままにする前にご検討いただきたいことがございます。
革修復どっとコムでは、職人育成を目的として教室も行っています。
現在、職人を目指す職人の卵が20名以上、在籍しています。
まだ、お客様の商品を扱えないので、革修復どっとコムで基礎を学んだあと、物販で生計を立てています。
副業で磨いている人もいますが、革修復どっとコム公認の職人を目指しています!
詳しくは別の章で説明いたしております。 革職
年齢が50を過ぎてくると、気持ちは若いですが、言い換えると半世紀生きてきました(笑)
私ならできるでは、この先、通用しなくなります。
革修復どっとコムにお問い合わせいただくお客様から、たまに聞く言葉が、今まで腕のいい職人さんがいたのですが、高齢で廃業したので・・・というお問合せです。
革修復どっとコムも同じようなことにならないよう、職人の育成に全力投球しています。
職人育成の練習品として、ご賛同頂けたら幸いです。
少しばかりではございますが、買取としてお礼もさせていただきます。
もし、タンスの肥やしになっていしまいそうなルイヴィトンなど修理しないアイテムがあれば、ご検討いただけたら幸いです。
・動画で簡単な流れをレクチャー
ルイヴィトンのバッグや財布を修理するには「ルイ・ヴィトンのリペアサービス」か「修理専門店」のどちらかにまずは相談してみましょう!
ルイヴィトン公式のリペアサービスでの修理は、初期不良の場合、無償で直してくれることもあるようです。
「ルイ・ヴィトンのリペアサービス」【公式ページ】
ルイ・ヴィトンのリペアサービスで断れるケースとして、破損した素材や商品自体の経過年数が経っていると、修理を断れることもありますが、基本的にルイヴィトンブティクや正規ルート、並行輸入で購入した商品であれば、ルイヴィトンリペアサービスで修理を受けられます。
メルカリやオークションで仕入れたケースの場合、まずは商品をリペアーサービスに送る必要があるようです。
送った後に、判断される流れになります。
ルイヴィトンリペアサービスで断れた時や高額見積もりになった場合は、ルイヴィトン修理専門店で相談してみると良いと思います。
ルイヴィトンリペアサービスの修理費用は、修理専門店のおよそ約2倍近くするケースもありますが、修理内容によっては、余り変わらないケースもあるようです。
近くにルイヴィトンブティクがある場合は持ち込みができますが、無い場合、送料のみ別途で費用がかかる可能性があります。
ルイヴィトンの修理は正規店と修理専門店、どっちがいい?
更に詳しく解説させていただいたコンテンツになります。
ルイヴィトンリペアサービスのメリットは、やはり純正パーツで修理してくれますので、安心してお任せできるのではないかと思います。
修理専門店での修理は、純正ではなくなりますが、代用の革やパーツで交換となります。
ルイヴィトン修理専門店でのメリットは、修理費用が正規のリペアサービスより安めになることです。
納期も短いことがメリットと言えるでしょう!正規リペアだと、3ヵ月くらい必要になるケースもあるようです。
ルイヴィトン修理専門店を選ぶポイントは、安心して任せられるかを基準に選ぶ必要があるかと思います。
革修復どっとコムが比較的、安い費用でご提案が出来る理由は、職人を内製化していることになります。
外注へ出している業者さんは、比較的、高くなる傾向が見られますが、クオリティーの高い職人さんは、全国で見てもそう多くないので、ルイヴィトンの修理など、ハイブランド品の修理は、経験値が必要になるので、自社で職人がいないところが多く、外注に出している業者さんが実際は多いように思います。
革修復どっとコムではルイヴィトンなどシューズのソール交換や保護などの受付も致しております。
革修復どっとコムには、職人滞在のショップもありますが、遠方の方はお送りいただく必要があります。
ルイヴィトンのソールはレザー製が多いので、強度を上げたり保護する修理として、ハーフソール保護を推奨させていただいております。
メンズからレディース、サンダルまで対応可能です。
その他、オールソール交換やリフト交換(かかと)など、ルイヴィトンシューズに不具合がでたり気になることが出てきたら、お気軽にお問い合わせください。
革修復どっとコム同様、フェニックス㈱が運営するショップです。
地元の方は、是非工房へお越しください!
ベテラン豊富な職人が直接、対応いたします。
直通電話 0776-52-7050 定休日:火曜日
革修復どっとコムの姉妹的なショップ
靴修理ドットコムサイトはこちらです。
ルイヴィトンローファーのソール事前保護修理事例
ルイヴィトンサンダルのソール事前保護事例
ルイヴィトン以外の高級ブランドシューズも受け賜わっております。
画像をクリックして、豊富な事例からご確認ください。
ルイヴィトンのリペアサービスで修理ができない場合も修理専門店なら出来る修理も沢山あります。
手頃な料金で見栄えよくメンテナンスしてくれると思います。
ルイヴィトンの修理を安心してご依頼いただけるよう革修復どっとコムでは、職人の育成を重要課題として取り組んでいます。
ルイヴィトンをはじめ、エルメスやシャネルなど高価なお品物を修理でお預かりする上で、お客様に安心していただくには?
やはり経験値の高い職人にお願いしたいと思います。
しかし、お客様の大切なお品物で経験値の浅いものに練習をさせる訳にはいきません。
そこで、考えたのが傷んだルイヴィトンなど、ブランド品を安く仕入れて練習に当て、経験を積ませております。
お客様の立場で考えれば、大切なルイヴィトンを、私も安心できる職人に任せたい!
私が安心して任せられる職人であれば、お客様も安心できると考えております。
職人に経験を早くたくさん積ませる取り組みです。
「もったいない」と思う心は、日本人の文化です。
ましてや、ルイヴィトンなどハイブランド品の修理ならなおさらです。
詳しくは、「革職」にてご紹介しています。
職人育成の取り組みを是非、ご覧頂けましたら幸いです。
ルイヴィトンやエルメス、シャネルなどブランド品の豊富なメンテナンス事例を動画でご覧ください!
革修復どっとコム公式チャンネル
・ルイヴィトン染め直しのピックアップ動画
TikTokでもルイヴィトンやエルメス、シャネルなど染め直し事例を配信中!
豊富な事例からご確認ください。
革修復どっとコム修復士の日常も交え配信中!
ルイヴィトンの運営会社は、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)と言います。
LVMHは高級品の複合企業で、高級ブランド世界最大の企業です。
LVMHの会長兼最高経営責任者(CEO)であるベルナール・アルノー氏の総資産は、1130億ドルで世界で4番目だそうです。
なお、LVMHでは未使用の生地をオンラインショップで販売も始めたそうです!
これも世界的な取り組み「SDGS」ですね!
ただ、フランスからの輸入となるので、手続きが必要なようですが、ルイヴィトンファンには見逃すことの出来ないサイトだと思います。
革修復どっとコムでは、小規模の高級志向クリーニング店様や靴修理店様から、下請けも賜わっております!
【ルイヴィトン修理専門】の【バッグや財布の修理や色褪せ、シミの解決辞典!】の記事はここで終わりになります。
最後までお読みいただきまして有難うございます!
大切なルイヴィトンをいつまでもお使いいただけるよう、これからも精進を積み重ねてまいります。