日本ではあまり聞き慣れない名前のカルトシエールですが、ルイヴィトンの製品自体フランスにある橋や地名が使われたり、フランス語から来ている物が多くあります。
カルトシエールに関しては様々な説があるようですが詳しい名前の由来は存在していません。
クラシカルなモノグラムキャンパスは、流行りすたりに関係なく、年齢や季節、TPOを問わず誰にもお使いいただける100年の歴史を持つロングセラーです。
カルトシエールとの組み合わせは、数あるルイヴィトンのショルダーバッグでもルイヴィトンの象徴の１つと言っても過言ではございません。
今回は、カトシエールのショルダー交換修理をご紹介します。
カルトシエールのショルダーの特徴
カルトシエールのショルダーは、その独特なデザインが特徴です。以下に、その主な特徴をまとめました。
ヌメ革1枚での構造
- 一枚革: カルトシエールのショルダーは、合わせたショルダーではなく、ヌメ革1枚で作られています。これにより、シンプルで上品なデザインが実現されています。
縫い目の無いふち周り
- 滑らかな外観: ふち周りに縫い目が無いことが特徴で、ショルダーに一貫した滑らかな外観を与えています。このデザインにより、革の美しさと質感が最大限に引き立てられます。
革修復どっとコムでは、このようなカルトシエールのショルダーも同じように制作し、交換を行っています。
ヌメ革交換のポイント
ヌメ革は特有の質感と経年変化を楽しめる素材ですが、使用頻度や保管環境により劣化します。
ここでは交換のポイントをまとめます。
- 劣化状態の確認
- 擦れや色褪せ: 早めの交換が推奨されます。
- ひび割れ: 深い場合は交換が必要です。
- 修理方法の選択
- 部分交換: 劣化部分のみ交換可能です。
- 全体交換: 全体的に劣化している場合は、全体交換が見栄え良いです。
- 色合わせ
- 自然な風合い: 新しいヌメ革は白っぽいので、既存部分と色味を合わせることが重要です。経年変化を考慮したヌメ革を使用します。
カルトシエールの復活
カルトシエールは比較的古いシリーズですが、ヌメ革が劣化してしまい、使用を控えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、モノグラムはトアル地といって非常に丈夫な素材であり、修理を行うことで再び使えるようになります。
修理のメリット
- 耐久性の向上: 劣化したヌメ革を交換することで、バッグ全体の耐久性が向上します。
- 美しさの復活: 経年変化で味わいが出るヌメ革ですが、劣化が進むと見栄えが悪くなります。交換することで、見た目が美しく蘇ります。
- 長く使える: 修理を行うことで、大切なバッグをさらに長く使用することができます。
革修復どっとコムでは、お客様の大切なアイテムを丁寧に修理し、美しく蘇らせます。
修理をお考えの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ルイヴィトン財布・バッグ修理のアフター事例集
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革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
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日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています！
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