スピーディは、ルイヴィトンの有名なボストンバッグであるキーポルのデザインを元に作られ、発表当初から多くのファンに支持されてきました。
旅行用の大きなサイズをイメージするボストンバッグですが、スピーディは日常使いしやすいサイズを中心としたラインナップとなっています。
ルイヴィトンの定番ラインであるモノグラムをはじめ、エピやダミエなどさまざまなラインが展開されていることも特徴です。
基本的なフォルムは一緒でも、ラインごとに異なる個性を持つため、ラインナップを見れば見るほどコレクション欲が掻き立てられることでしょう。
今回は、取り外し可能な付属ショルダーを接続する部分の本体側根革交換事例をご紹介します。
ヌメ革交換のポイントまとめ
ヌメ革は、特有の質感と経年変化を楽しむことができる素材ですが、使用頻度や保管環境によって劣化が進むこともあります。
以下に、ヌメ革交換のポイントをまとめました。
1. 劣化状態の確認
- 擦れや色褪せ: ヌメ革の表面が擦れたり色褪せたりしている場合、早めの交換が推奨されます。
- ひび割れ: 深いひび割れが生じている場合は、修理ではなく交換が必要です。
2. 修理方法の選択
- 部分交換: 特定の部位だけが劣化している場合、その部分のみの交換が可能です。
- 全体交換: 全体的に劣化している場合は、ヌメ革全体を交換する方が見栄えも良くなります。
3. 色合わせ
- 自然な風合い: 新しいヌメ革だと白っぽいので既存の部分と色味を合わせることが重要です。経年変化を考慮しエイジングしたヌメ革を使用しています。
4. 形状とステッチ
- 形状の再現: 使用するステッチや形状など、可能な限りルイヴィトンに近いものを使用し、同じように制作することで、違和感のない仕上がりが実現します。
今回はショルダー接続部分のみ交換を行いましたが、ハンドル側の根革の交換も可能です。
その状態に応じて、以下の選択肢からお選びいただけます。
1. ショルダー接続部分の交換
- メリット: 部分的な修理で済むため、費用や時間の節約が可能です。
- デメリット: 他の部分も劣化している場合は、全体的な交換が必要なこともあります。
2. ハンドル側の根革の交換
- メリット: ハンドル部分が新しくなることで、全体の耐久性と見栄えが向上します。
- デメリット: ショルダー部分と合わせて修理を行うため、少し時間と費用がかかることがあります。
3. カシメの再利用
- 刻印の入っているカシメの再利用: 本体側の根革にはカシメがありますが、これを再利用することで、オリジナルの雰囲気を保つことができます。再利用には別途料金が必要ですが、接続部分の加工で再利用が可能です。
革修復どっとコムでは、お客様のご要望に応じた最適な修理方法を提供しています。
ご不明な点や費用など詳しくは遠慮なくお問合せ頂けたらと思います。
ルイヴィトン財布・バッグ修理のアフター事例集
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