フランス語で「麦の穂」を意味するエピ。
1920年代にルイ・ヴィトンで使われていたグレイン(型押し)のパターンをヒントに1985年に新たに開発されたパターンで、風にたなびく麦の穂をイメージして作られました。
今回はリヴィエラハンドバッグの合成皮革のベタツキによる張替え修理のご案内になります。
交換修理前の状態になります。
大切に保管していましたが、保管中の多湿が要因で合皮は加水分解を起こします。
とくにインポートブランドは、日本国内の気候に合わないことが要因とも言われています。
ここで良くあるご質問のご紹介です。
Q:べたつきをクリーニングで除去できますか?
A:指で軽く擦って指に付着物が無ければ、コーティング剤で改善できる場合があります。
詳しくは、こちらになります。
劣化した画像のように生地が浮いたり剥がれたり、指に何らかの付着物がある場合、気持ちよくお使いいただくには、張替が必要になります。
張り替えする生地は、シャンタン生地です。
交換後の画像になります。
メイン内部と正面のポケットを張替えしました。
内部の革やゴムにつきましても、元の様に再利用させて頂きました。
こちらのタイプは、ふち周りのバニッシュ(コバ)を大きく割って解体が必要になります。
割れた痕が見栄えが良くない為、バニッシュ(コバ)の再加工がひつようになりますが、見栄え良く再加工出来ました。
ルイヴィトン財布・バッグ修理のアフター事例集
革修復どっとコム職人育成の取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
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