ボッテガヴェネタは1966年にイタリアのヴィチェンツァで創業され、地元の熟練した革職人の伝統を受け継ぐ高級皮革品ブランドとしてスタートしました。
2001年: グッチ・グループ(現ケリング)の傘下に入り、トーマス・マイヤーがクリエイティブ・ディレクターに就任して、クラフツマンシップを重視するラグジュアリーブランドとしての地位を確立しましたし、1974年インポーターのアオイと取引を開始し、日本に上陸します。
ボッテガ・ヴェネタの主要デザイナー
ボッテガ・ヴェネタの主なデザイナーを調べてみたのでご紹介します。
- トーマス・マイヤー: ドイツ生まれ。エルメスなどで経験を積み、2001年から2018年までボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターを務めました。彼の指導のもと、ブランドはクラフツマンシップを重視するラグジュアリーブランドとして確立されました。
- ダニエル・リー: イギリス生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズでデザインを専攻し、セリーヌでフィービー・ファイロの下で働きました。2018年から2021年までボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターを務め、ブランドの新たなステージを開拓しました。現在はバーバリーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして活躍中です。
- マチュー・ブレイジー: 1984年パリ生まれ。ラフ シモンズやメゾン マルジェラなどで経験を積み、セリーヌでシニアデザイナーを務めました。2021年からボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターとして、ブランドのさらなる発展を担っています。
ボッテガ・ヴェネタは、その卓越したクラフツマンシップと革新的なデザインで、多くの人々に愛され続けています。
今回は、ビジネスバッグのハンドル交換をご紹介させていただきます。
画像のようにレザー部分にひび割れが発生した場合、交換修理が必要になります。
ビジネスバッグは特に重さがかかることが多いため、長年使用しているとこのような割れが生じるケースが多いです。
ビジネスバッグは書類や電子機器などを頻繁に持ち運ぶため、レザー部分に大きな負荷がかかります。
そのため、時間が経つにつれてひび割れや裂けが発生することがあり、 割れたレザーは見た目に影響を与えるだけでなく、バッグの耐久性も低下させます。
取り外したハンドルをもとに、オリジナルに近いレザーを選び、同じような構造で制作しています。
工程は、劣化したハンドル部分を確認し、どの程度の修理が必要かをシュミレーションします。
レザーの選定は、オリジナルに近い色味や質感のレザーを選びます。
これにより、修理後も違和感のない仕上がりとなります。
劣化したハンドルを取り外し、新しいレザーを制作するためにカットします。
最後に、縫い目やコバの仕上げを行い、全体のバランスを整えます。
裏面の袷を隠すコーティングや折り返し裏側も、概ね同じような構造で制作して交換しています。
ボッテガ・ヴェネタらしい仕上がりを目指して最善を尽くしていますが、100%全く同じにならない場合がございます。
修理にあたっては細部まで、できる限りオリジナルに近い状態に仕上げるよう努めています。
それでも、若干の違いが生じることをご了承ください。
革修復どっとコムでは、長年の経験と技術を駆使してお客様の大切なアイテムを見栄えよく蘇らせることを心掛けています。
ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ご質問やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
染め直し修理のリペア教室(多くの人に感動と喜びを)
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