ボッテガヴェネタと言えば思い浮かべるのがイントレチャートです。
革職人だったミケーレ・タッデイとレンツォ・ゼンジアーロの二人により、1966年、イタリアのビチェンツァで誕生しました。
創業者で、自らの職人スキルを活かせるレザー製品を製造・販売が始まりのようです。
その後、経営陣のブランドイメージ転換が要因となり、勢いを無くしてしまうものの、グッチに買収された後、以前のボッテガデザインに回帰し人気を取り戻したボッテガヴェネタ。
今回は、細かな編み込み旧タイプの染め直しとパイピング交換をご紹介します。
【before】
【after】
【before】
【after】
パイピング部分は、レザー用パテで形成する方法と交換する方法からお選びいただくことが可能です。
・レザーパテの形成
修理痕は残りますが、費用を安く抑えることが出来ます。
デメリットとしては、修理痕が多少、残ることと耐久性になります。
・パイピング交換
新しい革で製作するので、真新しい感が出ます。
デメリットは、解体するので費用が高くなることと、再縫製の際に細部の美観に影響が出てしまう場合があることになります。
【before】
【after】
【取り外したパイピング】
ファスナー引手も無くなっていたので同時にさせて頂きました。
革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
是非、ご覧ください。
①実践的な練習
古物市場から色褪せや傷など、傷んだブランド品を仕入れ、職人の育成を目的として、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を豊富に積むことができ、早い段階で熟練者へ成長させることが出来ております。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して練習品で指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績を早く経験
会社で仕入れたルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、状態に応じた対応力を高めています。
④厳しい検査基準をクリアした職人がお客様の依頼品を担当
お客様担当者も安心して任せられる職人が担当します。
そうすることで、お客様への安心を生むことが出来るような職人を育成していきます。
⑤もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
■古物市場から仕入れ育成で活用したブランド品を販売しています。 https://rezaribon.base.shop/about ■業界発展のため、リペア教室を開催 物販向け教室 https://kawasyuri-pro.com/ 技術講習指導 https://kawasyuri-pro.com/real-course/ ■レザーの製造段階と同じ加工剤を開発しリペア業者向けに販売 https://kawasyuri-pro.shop-pro.jp/ ■委託販売(ブランドの価値調査と真贋力を身に付ける) https://highclassbrand-agency.com/
バッグ修理・靴修理の革修復どっとコム
沢山のエルメスを修復しました。
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