イントレチャートとは、イタリア語の「編まれた」を意味しており、細長く裁断したレザーを職人が手作業で丁寧に編みいく技法のことです。
イントレチャート技法は、イタリアのトスカーナ地方が発祥の地で、古くから伝承されてきました伝統工芸になります。
日本では、ボッテガヴェネタによってインチャートという名前が浸透したと言えるボッテガヴェネタを象徴するデザイン、イントレチャート。
現在は、細かく裁断したイントレチャートから幅の広い仕様に変わってきましたが、今回は、細かく裁断された編み込まれた旧タイプのイントレチャートハンドル劣化の製作交換をご紹介させていただきます。
画像のようにイントレチャートタイプのレザーは入手できないので、画像のようにノーマルタイプのハンドルに交換をさせて頂きました。
色合や形状は同じように製作が可能です。
わたし個人の感想ですが、イントレチャートより、丈夫で高級感と重圧感が増すような感じで、気に入っている仕上がりなので、ご提案をさせて頂いております。
ハンドル完成画像①
ハンドル完成画像②
つなぎ目の縫い目や革と革の袷を隠すコーティングもシッカリさせていただきます。
劣化したイントレチャートハンドル
同じ様な状態になっているバッグがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
古物市場から色褪せや傷など、傷んだブランド品を仕入れ、職人の育成を目的として、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を豊富に積むことができ、早い段階で熟練者へ成長させることが出来ております。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して練習品で指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績を早く経験
会社で仕入れたルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、状態に応じた対応力を高めています。
④厳しい検査基準をクリアした職人がお客様の依頼品を担当
お客様担当者も安心して任せられる職人が担当します。
そうすることで、お客様への安心を生むことが出来るような職人を育成していきます。
⑤もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
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