皆さん、こんにちは!
破れたり傷がついたりした場合の対処法についてご紹介します。
まず、破れた場合は、ふち革を交換することができます。
また、上から革を充てて補強する方法もありますが、革修復どっとコムでは、画像のような範囲の傷であれば、傷を目立たなくする傷形成方法を提案しています。
【before】
【after】
修理方法についてのメリットデメリット
① ふち革の交換
バッグを解体するので、縫い目など細部の美観に多少の影響が出てしまうことがありますが、一番見た目的にはきれいに仕上がります。
外周が一体となっており、解体が必要なオーバーホール的な方法となりますので費用が高くなります。
② 部分的に薄革を充てる方法
部分的に上から革を充てるため、宛てた部分に段差ができますが、補強としては申し分ない仕上がりになります。
色合ですが、画像のようなブラックレザーであれば、とくに問題はないですが、ブラック以外のレザーの場合、色合わせが必要になるケースがあります。
とくにブランドによっては、オリジナル性が高いため、同じ色のレザーが入手できません。
ご用意できる範囲で近い色を選びますが、多少の色違いが出ます。
色合わせをされるか否か、パイピングだけ色が違うバイカラーにされるか、①と②の場合、お選びいただく必要があります。
③ 傷を形成する方法
革修復どっとコムオリジナルのレザー用パテで形成します。
状態によっては、痕が残る場合もございますが、交換と比較すると低予算で修復が可能です。
全体的な色褪せがある場合、染め直しと併せて低予算で見栄えよく修復が可能となります。
※破れた部分が多数ある場合、交換が必要になるケースがあります。
今回は、角の破れ傷についてピンポイントでご紹介させていただきました。
破れや傷があり、メンテナンスをお考えの際は、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。
革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
染め直し修理のリペア教室(多くの人に感動と喜びを)
委託販売(ブランド名・シリーズ名・真贋教育)

買取します(修理職人育成にご協力ください・技術を次世代へつなぐ)
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バッグ修理・靴修理の革修復どっとコム
沢山のエルメスを修復しました。
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