シャネルは「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像」をポリシーとし、他者とは違う魅力を醸し出しています。
シャネルにはさまざまなラインがありますが、バッグや財布ごとにラインが分かれていないため、相場調査が難しいブランドと言われています。
代表的なラインとしては、マトラセやカンボンがありますが、今回ご紹介するバッグにはシリーズ名がありません。
商品名を記載するパターンとして多く用いられているのが、ココマークシルバーやゴールド、ターンロックなどの商品名です。
今回、革修復どっとコムにご依頼いただいたバッグは、ハンドルにひび割れが出た状態でした。
縫い目部分に亀裂やひび割れが生じている場合、新しい革で制作交換することをおすすめいたします。
このような場合、交換することで耐久性を維持した仕上がりを保つことができます。
一方で、表面の剥がれが見られても亀裂やひび割れが生じていない場合は、傷の形成と銀面生成(染め直し)によって見栄えを良くするメンテナンスが可能です。
修理に使用するレザーの選定ポイント
革修復どっとコムでは、修理に使用するレザーを以下のポイントで選定しています。
革質
主に厚みが重要です。薄いレザーの場合は革漉き(すきき)機で銀面の裏側を床革と言いますが、その床革を漉いて調整します。
革シボ
革シボとは、表面のシワのことを指します。
自然なシワから人工的に作られたシュリンクレザー、型押しなどがあります。
シボの種類により、レザーの見た目や触感が異なります。
色味
レザーの色合いは非常に多様で、ブランド品は特にオリジナル性が高いため、同じ黒でも若干の色味や光沢感が異なることがあります。
革修復どっとコムでは、染め直しや艶調整の技術を駆使し、必要に応じて色合いを調整して制作します。
色味や艶調整などの加工が必要な場合、別途費用が掛かります。
革修復どっとコムでは、これらのポイントに基づいて最適なレザーを選定し、修理後に出来る限り違和感が出ないよう選定や色合わせを行っています。
シャネルの歴史は、ひとりの女性「ココ・シャネル」から始まります。シャネルが現在の立ち位置を確立するまでには深い歴史が存在しています。
1910年、ココ・シャネル(ガブリエル・シャネル)が、シャネルの元となる帽子屋をパリに創業したことがきっかけです。
その帽子店は「シャネル・モード」と名づけられました。
ココ・シャネルの商品は、当時としてはとてもシンプルなデザインで、ファッション的なデザインというよりもアートのような特徴のあるデザインで、この独自のアプローチが、シャネルを他のブランドとは一線を画す存在へと成長させました。
ココ・シャネルは、古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像をポリシーとし、ファッション業界に革命をもたらしました。彼女のビジョンと革新的なデザインが、現在もなおシャネルのブランド価値を支え続けています。
シャネルの歴史を紐解くことで、ブランドの魅力とその根底にある理念がより深く理解できるここと思います。
シャネルの歴史については年表で詳しく紹介されています。
レザーに亀裂やひび割れが生じた場合、修理をお考えの際はどうぞお気軽にお問い合わせください。
革修復どっとコムでは、これまで培ってきた技術と経験を活かし、お客様の大切なアイテムを見栄えよく蘇らせるための修理を行っています。
シャネル修理ついて詳しくはこちら
革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
染め直し修理のリペア教室(多くの人に感動と喜びを)
委託販売(ブランド名・シリーズ名・真贋教育)
買取します(修理職人育成にご協力ください・技術を次世代へつなぐ)
染め直しなど修理してキレイになったブランド品のお得な販売サイト
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沢山のエルメスを修復しました。
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