シャネルのカンボンラインは、2004年に発表されたシャネルのアイコン的なラインです。
シャネル本店が位置するパリの「カンボン通り」にちなんで名付けられました。
マトラッセのキルティングレザーと、ブランドの象徴であるココマークを組み合わせた大胆なデザインは、これまでの品格があり落ち着いたシャネルのイメージを一変させました。
発表直後、カンボンラインのバッグを持った女性が街中に溢れるほどの人気となり、シャネルに詳しくない方でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんな爆発的な人気を誇ったカンボンラインですが、「今ではもう古いのでは?」という意見も耳にすることがあります。
十数年前に発表されたラインですから、時代遅れと感じる方もいるかもしれません。
しかし、人気のアイテムはいくら時間が経ってもその価値は変わりません。
現在ではカンボンラインの新作は販売されていませんが、ヴィンテージアイテムとして不動の人気を誇っています。
ただし、色合いによっては色褪せが目立ったりシミが付いたりして使いづらくなる場合もあります。
【before】
【after】
使用後、保管中にこのような状態になったそうです。
色褪せた原因を特定することは難しいですが、おそらく何か飲み物などで濡れてしまい、最初は透明だった汚れが酸化して変色し、色褪せた状態になったと考えられます。
革修復どっとコムでは、こうした色褪せやシミの修復にも対応しています。
【before】
【after】
シャネル染め直し修理の工程
シャネルの染め直し修理に関して、革修復どっとコムでは以下の工程を通じて見栄えの良い仕上がりを実現しています。
染め直し修理の工程
・クレンジング: 最初に表面の汚れとトップ層をレザーを傷めない範囲で除去します。
トップ層を除去する理由は、レザーの上に着色されているバインダー層とトップ層の成分が異なり、既存のバインダーに顔料や染料を馴染ませることが目的となります。
・調色と染め直し: 状態の良い部分に合わせて調色を行い、バインダーに馴染むようにします。
状態の悪い部分は染め直しをし、状態の良い部分は補色をバランスを見ながら馴染ませていきます。
・トップコートの施し: 最後に色止めや艶調整の役割があるトップコートを施します。
この工程により、見栄えよくナチュラルに修復が可能となります。
シャネルのカンボンラインに色褪せやシミが生じて使いにくくなった場合、ぜひ革修復どっとコムにご相談ください。
私たちは、お客様の大切なアイテムを見栄えよくナチュラルに蘇らせるお手伝いをしています。
お気軽にお問い合わせいただければと思います。
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革修復どっとコムの取り組み
私たちは職人の育成を重要なミッションとして、高品質な修理サービスを提供し続けるため、次の世代の職人を育てる取り組みに力を入れています。
①実践的な練習
傷んだブランド品を安く仕入れ、練習用に使用しています。
これにより、職人たちはリアルな修理経験を積むことができます。
②専門的な指導
経験豊富な職人が新しい職人に対して指導を行い、技術を継承しています。
高度な技術を伝えることで、全体のクオリティを保っています。
③多様な修理実績
ルイヴィトン、エルメス、シャネルなどのハイブランド品を取り扱い、さまざまな修理経験を積むことで、対応力を高めています。
④もったいない精神
日本の「もったいない」精神を大切にし、使い捨てではなく、修理して長く使う文化を広めています。
上記の取り組みとして、以下の方法で職人を育成しています!
染め直し修理のリペア教室(多くの人に感動と喜びを)
委託販売(ブランド名・シリーズ名・真贋教育)
買取します(修理職人育成にご協力ください・技術を次世代へつなぐ)
染め直しなど修理してキレイになったブランド品のお得な販売サイト
-BASE-
革製品の製造段階と同じ方法で染め直しができる溶剤・塗料のオンラインストア
バッグ修理・靴修理の革修復どっとコム
沢山のエルメスを修復しました。
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