本日は、工程を簡単にご案内させて頂きます。
当店の特徴、他店との大きな違いは、チューブタイプのアクリル(絵の具)と同じ成分の
ものは使用せず、レザーのなめす工程と同じ方法で、染料や顔料を用いて
補色する方法になります。
◆レザーの構造です。
レザーの上に、顔料や染料で色を付け、その上に艶感を調整するトップ層があります。
色々な名称のレザーが存在しますが、ヌメ革もスムースレザーも
着色された層、トップ層の配合や厚みで名称が変わっているようです。
トップ層には、色留めの役割もありますので、そのまま補色すると、
染料や顔料が密着せず浮いてしまい不自然な仕上がりになってしまいますので
とても重要な工程の一つにもなります。
元のトップ層を問題なく取り除くことが出来ることも他店との大きな違いになります。
この工程の有無で、仕上がりに今後、ご使用においても持ち具合など、
差が出てしまいますから、当店では重要視している工程になります。
元々あるトップ層を色が抜けないように取り除いてから、必要に応じた補色と
トップ層の加工を施します。
つや感もマット(つや消し)からクリア(つや出し)、エナメルまで
元の状態になるよう、調整しております。
様々な溶剤を用いて、質感をリアルに再現できるよう、メンテナンスさせて頂きます。
まずはお問い合わせください。
before/after(画像をクリックすると拡大して細部まで見やすくなります)
新たに銀面を作る工程になりますので、お財布の内側面など
重なり合う部分も問題なくメンテナンス可能になります。
◆その他、多数のbefore/afterをほぼ毎日更新してご紹介!◆