2015-11-26 11:22:06
バッグ内側(内装)の張替え交換
日本国内は、どうも湿度が多いようで、合成皮革素材が
べたついた状態になってしまうようです。
指で軽く触って、付着物が無ければ、合成皮革の表面に皮膜を作り、
ベタツキを抑えることができますが、付着物が付いたり、生地が剥れていたり
浮いた状態ですと、生地の交換が必要です。
バッグなど形になったお品物を解体(オーバーホール)して、劣化した生地を交換して
元に戻す工程となりますが、状態によっては、縫製を解いた際に、元に戻せなくなる可能性や
縫製を解いたことで、ボロボロになる可能性も考えられます。
状態に応じて、必要最小限で解体し再縫製する技術は、長年に渡り培った職人さんじゃないと、
任せることができません。
素晴らしい職人さんの共通点は、色々なことに手を出さず、その道一筋って思います!
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