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革の豆知識

昨今、穀物の値が上がっておりますが、意外なところで、

 

影響が出ているようです。

 

定期的に餌は与えていますが、最終段階で今までは大量に、

 

与えていた餌の量が減らされているようで、

 

世界中の革の質が若干ですが、悪くなっているようです。

 

質の悪さをカバーするために、プリント加工の模様が増えており、

 

そのお陰か、プリントの技術が格段に上がってきています。

 

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プリント柄の修復ご依頼も増えてきており、更なる技術の向上が

 

必要になってきております。

 

なめした革の、一部ご紹介です。

 

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沢山、積まれた白い革はヌメ革です。

 

日本の革は、食用などで全て利用して、最後に残った革を使用します。

 

ですから、年老いた革になります。

 

ヨーロッパの革は、年を老う前の若い段階で、皮を剥ぐため、きめが細かく

 

上質な革になります。

 

文化の違いですね!

 

ヌメ革は、銀面層の無い、ナチュラルなレザーになりますが、

 

色がある革は、革そのものではなく革の上に着色をして、

 

トップ層で艶感を調整し、基本三層構造になっており銀面がございます。

 

銀面のある革を、銀つき革とか、スムースレザーなど呼ばれています。

 

銀面のある修復事例

 

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革自体を染めて、艶感を調整するトップ層がある革を、

 

アニリン・セミアニリンカーフと言います。

 

アニリン・セミアニリンの修復事例

 

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一般的に多い種類は銀面のある革になります。

 

銀つき革の、下地の革まで達している色褪せや傷、銀面に浸透したシミの場合、

 

クレンジングで汚れを落とし着色をして、トップ層を作り新たに銀面を形成します。

 

染色補正ではなく着色補正によるメンテナンスになります。

 

色合わせ(色調)は、日が当たらない、重なり合う部分など、現状の状態の良い

 

部分に合わせて色調します。

 

エルメスの染料を持ち合わせている訳では無いので色調して色合いを合わせます。

 

アニリンカーフ・セミアニリンカーフの場合、銀面が無いため、下地の革を染め、

 

下地の形成や染料で染めなおしを施し、トップ層を作る工程になります。

 

着色補正ではなく、染色補正によるメンテナンスになります。

 

同じ革でも、表面の構造で、工程が全く異なります。

 

キャンパス(布)生地、エナメルやパテントも染色補正になります。

 

簡単ですが、革の豆知識でした!

 

先日、染料について、ご案内させて頂きましたが、

 

(まだ見ていない方は、次の使用する染料を見てください!)

 

銀面に浸透していないシミは、クレンジングで除去可能です。

 

(ご自身でされる場合、コロンブスのレザリアンがお勧めです)

 

銀面が残った状態の色褪せや傷も、アドカラーで十分、修復可能です。

 

濃度を注意して、色の調合さえ出来れば、

 

ご自身でも簡単に修復が可能となります。

 

銀面にシミが浸透していたり、銀面が無くなった傷や擦れ、

 

極端な変色や色褪せ、アニリン・セミアニリンカーフはアドカラーでは、

 

修復が難しくなります。

 

お財布内側面の色褪せもアドカラーでは難しくなります。

 

ご使用において、長時間、重なり合わせておいておくと、アクリルのため、

 

溶けるなど、張り付いてしまうことが要因です。

 

お財布内側面の染みや極端な色褪せなど状態が悪いと、不自然になると言って、

 

修復を受けたがらない業者さんも多く存在するようです。

 

着色補正もしくは染色補正を施し銀面を新たに作る工程が必要になります。

 

部分的なメンテナンスも可能です。

 

大切なアイテムの修復をお考え頂いているお品物がございましたら、

 

お気軽にお問い合わせください。

 

診断・お見積もりは無料です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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